2018年7月31日
グロービス経営大学院、来春入学者の入試書類選考に AIを導入
グロービス経営大学院は30日、2019 年 4 月入学の日本語 MBA プログラムの入試で1次審査となる書類選考にAIを採用するため、今年5月に試験的に導入を行ったと発表した。
来春からは、これまでの選考プロセスに AI のフィードバックを採り入れ、審査官の審査・面接と合わせることで、審査精度を高めるという。
同大学院では、2016 年度からビジネスにイノベーションを生み出すリーダーを育成する「テクノベート」の科目提供を開始。今回の試みは、「テクノベート」を標榜する経営大学院として、GAiMERi の研究を活かし、入試書類選考に AI を活用する挑戦となる。
なお、「AI導入」後も、入試の課題エッセイは必ず審査官が読み、面接などの選考も引き続き実施する。AI の審査だけで合否を判定することはないという。
入試審査では、これまでと同様に、志願者が自らの人生において何を成し遂げたいと考えているかの「志」を重視した選考を行い、社会の創造と変革を担うリーダーの育成、輩出を目指す。
同大学院は、2003 年開始のグロービス・オリジナル MBA プログラム GDBAを前身として、2006 年に開学(当初は株式会社立、2008 年に学校法人に変更)。東京・大阪・名古屋・仙台・福岡の 5 キャンパスに加え、2014 年からオンラインでプログラムを提供。
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