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2018年12月4日
ユカイ工学×NTTドコモ、開発者向け音声対話開発キット「codama」
ユカイ工学とNTTドコモは、英国XMOS社のボイス・プロセッサーを採用した音声対話開発キット「codama (こだま)」を共同開発し、21日から発売を開始する。
音声対話開発キット「codama」は、NTTドコモのオープンパートナーイニシアティブのデバイスオープン機能 (ドコモAIエージェントAPI) に対応しており、NTTドコモが提供する同API用のRapsberryPi用ソフトウェアを利用することで動作する。
同製品に搭載された技術とドコモAIエージェントAPIの連携により、様々な電子機器やIoTデバイスを音声で簡単に操作することができる。同製品を部屋に隅に置いておけば、あらかじめ設定した様々な呼びかけに反応 (ウェイクアップワード) し、クリアに音声をキャプチャー (ビームフォーミングとノイズキャンセリング) して、音声によるAIサービスへのアクセスを可能にする。
特に、基板に搭載したXMOSのボイスプロセッサー (XVF3100) は、音楽を再生するデバイスを中断または一時停止できるバージイン機能を備えた全二重音響エコーキャンセラ (AEC) と、話者の追従が可能な適応型ビームフォーマを含む、高度な音声デジタル信号処理 (DSP) を提供する。加えて、洗練された残響除去、オート・ゲイン制御、ノイズ抑制により、騒々しい環境でも、ドコモAIエージェントAPIを利用して機器との音声対話を可能とする。
また、ユカイ工学のサイトから自分だけの音声キーワード (ウェイクワード) を登録し、自分の声で登録したキーワードだけに反応させることが可能で、この機能を利用してパーソナル音声対話デバイスとして利用することができる。
同製品は、6日と7日に開催予定の「DOCOMO Open House 2018」の展示ブースで紹介する。
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