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2015年5月18日

DNP大日本印刷/約700校の導入実績!「DNPデジタルペン授業支援システムOpenNOTE」

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DNP大日本印刷が提供する学校向けソフトウェアは、デジタルとアナログを融合した学習スタイルを可能にする。

現在販売しているソフトウェアのひとつ、「DNPデジタルペン授業支援システム OpenNOTE(オープンノート)」は、これまでの紙を使った授業のまま、タブレットを活用した協働学習を実現する手書きの学習システム。

子どもが紙のワークシートに手書きした内容を、リアルタイムにデジタル化し、学習者用タブレットや電子黒板で共有できる。

昨年度までに複数の政令指定都市を含む50自治体の約700校に導入され、全国各地でその活用が広がっている。2015年度中には累計1,000校への導入を見込む。

学校現場で実践された授業事例を多数紹介

DNP大日本印刷は、本システムを使った授業について、授業中のどこでどのように使ったのか、子どもたちの反応や実践した先生の感想などをヒアリングし、事例集を作成。授業の流れなどの詳細について約50件、実践した単元名と概要について150件以上の事例を掲載し、希望する学校や教育委員会などの教育関係者に紹介している。電子黒板での利活用事例集に加え、このたびタブレットを利活用した事例も「タブレット利活用編」としてまとめた。

授業実践事例集(電子黒板利活用編)の表紙イメージ

授業実践事例集(タブレット利活用編)の表紙イメージ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

学校のICT環境に応じた活用ができる

ICT環境の整備状況は、学校によって大きな差がある。本システムは、十分なICT環境が整備されている学校だけでなく、無線LAN環境に不安のある学校や、タブレット端末をこれから導入する学校など、学校のICT環境に応じた使い方ができる。

開発初期の本システムは、先生用端末とデジタルペンを直接つなぎ、先生用端末に集約される子どもたちの答えを電子黒板などに映して共有する、というもので、導入校からは「電子黒板の利活用ツール」として評価されてきた。
次第に、利用する先生方から「タブレット端末とも一緒に使いたい」「子どものノートは手元のタブレット画面でも自由に見せたい」といった要望が寄せられるようになり、2014年夏、タブレット端末との連携機能を強化。国策で導入が進む「学習者用タブレット端末」の活用を促すツールとして、さらに多くの学校での利用が始まった。

こうした経緯の中、本システムは機能改善を積み重ね、各校のICT環境に応じて使い方を自由に変えられる製品となっている。

使う際の準備は、USBアダプタを受信用端末に差し込むだけで済むので、先生がその日の状況にあわせて利用できる。学習者用タブレット端末を別のクラスが使用しているときでも、先生用端末があれば、紙に書かれた子どもたちの答えや意見を瞬時に共有する授業が行える。

【参考】
「DNPデジタルペン授業支援システム OpenNOTE(オープンノート)」で使用するデジタルペンは、2015年4月リリースの「DNPデジタルテストシステム Answer Box Creator(アンサーボックスクリエイター)」(※)でも活用できる。
(※)「DNPデジタルテストシステム」についての紹介はこちら

本システムには、多数の学校現場の声を反映した機能が搭載されている。その一部を以下に紹介する。

紙を使ってタブレット端末の活用場面を広げる

文部科学省が公開した学校のICT環境の目標水準(※)では、2018年度までに、各学校に「設定場所を限定しない可動式コンピュータ40台」を整備するとしている。この「設定場所を限定しない可動式コンピュータ」は、持ち運びしやすいようにキーボードの取り外しが可能で、タッチ機能に対応したタブレット端末が主に選定される傾向にある。
(※)第2 期教育振興基本計画で示された整備目標

しかし、フューチャースクール実証校など、学習者用タブレット端末を先行導入した学校では、細かい文字や図を書くことが多い授業の場合、“タブレット画面には書きにくいため紙への手書きに戻ってしまう”という実態があった。

タブレット端末自体も進化しているが、「手書き」という点では、画面に指やスタイラスで直接書くよりも、デジタルペンで紙に書く方が子どもたちにとっても馴染み深く、優位性があると感じる先生が多い。
また、ICTそのものに苦手意識を持たれている先生もいる。

そのような中で、紙への手書き内容を瞬時にデジタル化できる本システムは、「タブレット端末の活用を広げる」「紙を使うこれまでの授業設計を活かせる」など、現場の先生方から高く評価されている。

ワークシートに書いた答えが、タブレット画面にリアルタイムに表示される

たとえば、数学の証明問題や国語の読解問題などの記述中心の学習場面でも、デジタルペンで紙に書くことで、瞬時に答えを共有できる。つまり、より多くの授業でタブレット端末を活用できる。

 

 

 

デジタル教科書やインターネットのページを見ながら、ワークシートに書く

調べ学習など、教科書や資料を「見ながら」ワークシートにまとめを「書く」場面でも、タブレット画面で「見ながら」デジタルペンで「書く」という使い方ができる。タブレット画面に直接書く際の「画面切り替えの操作」が不要となり、子どもの思考を分断しない。

 

 

 

手書きした内容の一部を切出し、全員分を並べて閲覧

子どもたちが手書きした内容は、任意の範囲を指定して切出すことが可能。

切出した部分を一覧で表示

見せたい部分だけを並べて表示すれば、子どもたちが多様な考えを効率的に共有できる。
必要な部分だけを一覧で見た子どもたちは、自分と友だちの考えの共通点や相違点を見つけやすくなり、他人の考えに興味・関心を持つきっかけになっている。

 

紙に書いた内容の動画再生が可能

デジタルペンで紙に書いた内容は、記入順序も記録され、動画として再生ができるため、子どもたちがどのような順序で答えを導いたのか、思考のプロセスがわかる。

子どもの考えを書き終えたノートの写真で見せるのとは違い、考えた過程を含めて把握できるため、利用する先生は「より深い授業が可能になる」という。
子どもたちは、自分の考えを振り返ったり、友だちの考えについて順を追って確認したり、より深く理解しようという意識につながる。また、発表時に動画で再生することにより、「発表しやすくなる」「発表の内容がわかりやすい」といった感想もあがっている。

DNPの教育関連事業について

DNPは「食とヘルスケア」「暮らしとモビリティ」「環境とエネルギー」「知とコミュニケーション」を成長領域と位置づけ、「未来のあたりまえ」となる製品やサービス、仕組みを創り出す取り組みを推進しており、教育事業への本格参入もこの一環と位置づけている。
DNPは、強みであるデジタルとアナログを融合した新たな学習スタイルの提案をすることで、教育市場のニーズに応えるとともに、教育の情報化やICTを活用した教育を推進していく教育現場をサポートするサービスを提供していく。

出展情報

本システムを5月20日(水)~22日(金)に東京ビッグサイトで開催される「第6回教育ITソリューションEXPO」のDNPブースに出展する。DNPはこの展示会を通して、人と社会を知的に豊かにする、デジタルとアナログを融合させた新たな学習スタイルを提案していく。

DNP大日本印刷 「教育ITソリューションEXPO」特設サイト 
DNP大日本印刷グループ 出展情報

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