2017年11月7日
資格取得に活用する勉強ツール、6割が「スマートフォン」
KIYOラーニングは6日、「通勤講座」の有料・無料会員ユーザーを対象に行った「資格取得のための試験勉強に関してのアンケート調査」の結果をまとめ発表した。
調査は、9月5日~9月11日にインターネットリサーチで実施。有効回答は684人。
調査結果によると、まず、試験勉強のためにどのようなツールを活用しているかを聞いたところ、最も多かったのは「スマートフォン」(61.4%)で、次いで「冊子・書籍」(52.0%)、「PC」(51.8%)と続いた。「自作のテキストやノート」を活用している人も12.9%いた。
活用しているツール上位3種の年代別使用率をみると、10代~40代までは「スマートフォン」の利用率が高い一方、50代では「冊子・書籍」とほぼ同率となり、60代以降はスマートフォン利用率は下がり、書籍やPCが上回った。
資格を取得しようと思ったきっかけを聞いたところ、最も多かった回答は「スキルアップのため」(56.0%)で、次いで「独立を考えているから」(26.5%)、「現在の業務上必要だから」(24.7%)と続いた。50代のその他回答として目立ったのが「再就職のため」という答えで、50代の6.7%が資格取得のための理由として挙げている。
次に試験勉強の際に苦労すること、大変だと思うことを聞いた。「かなり苦労する」もしくは「やや苦労する」と回答したポイントを足して最も多かった答えが「内容を記憶すること」(93.4%)で、次いで「勉強時間の確保」(90.4%)、「勉強のペース配分」(89.2%)。
勉強している場所として半数以上の回答を得た「自宅」と「通勤時間」に関して、それぞれ利用している学習ツールで多かった「スマートフォン」「書籍・冊子」「PC」の上位3種とクロス集計したところ、「自宅」で勉強していると回答した中での学習ツールの利用率には大きな違いは見られなかった。一方で、「通勤時間」に勉強していると回答した人では、他ツールと比べてスマートフォンの利用率が高い(72.7%)ことが分かった。
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