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2013年5月21日

FSL/「スマート職員室」のアクセス認証機能を強化

富士電機ITソリューション(FSL)は、クラウド型校務支援サービス「スマート職員室」のアクセス認証機能を強化し、20日から提供を開始した。

これに先駆け、教育ITソリューションEXPOに出展し、「スマート職員室」の新機能などのデモンストレーションを行った。

クラウド型校務支援サービス「スマート職員室」の画面

「スマート職員室」は、10~30校程度の小中学校がある中小規模の自治体向けの校務支援サービス。

1つのサーバ上で複数の自治体がシステムを共用できる方式のため、従来と比べ6~7 割程度の価格(5年間利用した場合、同社実績比)で、名簿情報の登録をベースとした出欠管理、情報共有サービス(校内・情報ボード・お知らせ・連絡・予定)、成績サービス(成績管理)等の機能がクラウドを経由して利用できる。

自治体では、校務データを外部データセンターに置いて運用することに抵抗があることが多いが、今回の機能強化は、機密性の高い校務データをクラウド環境下で安心して利用できることを目指したもの。

学校内でのサービス利用の際に、ユーザ名・パスワードの不正取得などによるセキュリティリスクを最小限にとどめるため、従来のパスワード認証に加え、専用の電子チケットで認証する方法を取り入れ、あらかじめ学校内でチケット設定を行ったPC端末のみでサービスを利用できるようにした。

USBデバイスを利用したシンクライアント機能

情報漏洩対策の機能として、専用の電子チケットが組み込まれたUSBデバイスを利用し、学校外のPC端末からのデータアクセス可能とするシンクライアント機能を提供。

PC端末へのデータ保存や印刷を制限する仕組みにより、教職員の在宅作業ニーズに対応した。

問い合わせ先

富士電機ITソリューション 文教システム事業本部第一ソリューション部
電 話:03-5817-5751

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