2013年12月27日
文科省/中教審分科会 デジタル教科書の柔軟な採択方法を提示
文部科学省は26日、「教科書改革実行プラン」を受けて、中央教育審議会初等中等教育分科会で行った審議を取りまとめた、「教科書採択の改善について(意見のまとめ)」を公開した。
審議の内容は、①共同採択について、構成市町村による協議ルールを明確化、②「市郡」単位となっている採択地区の設定単位を「市町村」に柔軟化、③採択結果・理由など、教科書採択に関する情報の公表を求める、の3点。
また、今後の課題として「教科書のデジタル化」などを取り上げ、「(デジタル化の)進展に伴う市町村の教科書に対するニーズの多様化などを踏まえ、共同採択制度そのものの在り方についても検討すべき」とし、例えば、採択のための教科書研究は共同で行いながら、採択自体はそれぞれの市町村教育委員会で行う、または、市町村教育委員会の希望に応じて共同採択を選択できるようにするなど、現行の共同採択制度と市町村教育委員会による単独採択とする制度との折衷方法もあるとしている。
関連URL
問い合わせ先
文部科学省初等中等教育局教科書課企画係
電 話:03-5253-4111
最新ニュース
- iTeachers TV Vol.436 千葉県立市川工業高校 片岡伸一 先生(後編)を公開(2024年12月11日)
- 山梨県、2025年度から25人学級を小学校5年生に拡大、26年度には全学年に導入(2024年12月11日)
- GUGA、大阪府と「求職者等へのDX(IT)に関するスキル等の習得を通じた持続可能な就職支援モデルに関する協定」を締結(2024年12月11日)
- 指導要録の「行動の記録」、教職員の96%が「明快な評価ができていない」と回答 =School Voice Project調べ=(2024年12月11日)
- 仕事をしている母親の子どもの方が希望の中学校に合格している =ひまわり教育研究センター調べ=(2024年12月11日)
- LINEヤフー、「Yahoo!検索」で検索結果面に小学校で習う漢字の書き順動画を掲出(2024年12月11日)
- カラダノート、「ママ・パパが選ぶ今年の漢字ランキング」を発表(2024年12月11日)
- 大学就学を支援する返済不要の給付型奨学金「金子・森育英奨学基金」 総額260万円への増額(2024年12月11日)
- ノーコード総合研究所、大阪府立吹田東高校で「ノーコード開発研修」を実施(2024年12月11日)
- Musio ESAT-J通信教育、世田谷区立太子堂中学校と実証実験を実施(2024年12月11日)