2014年5月1日
IPA/Internet Explorer の脆弱性対策を更新・公開
情報処理推進機構(IPA)は1日、Internet Explorerの脆弱性に関する情報として、脆弱性対策について(CVE-2014-1776)を更新し、公開した。
MicrosoftのInternet Explorerに、悪意のある細工がされたコンテンツを開くことで任意のコードが実行される脆弱性があることが分かった。悪用された場合、アプリケーションプログラムが異常終了したり、攻撃者によってパソコンを制御され、様々な被害が発生する可能性があるという。
IPAでは、すでに脆弱性を悪用した攻撃が確認されているとの情報があるため回避策を実施するよう、薦めている。
対象製品は、「Internet Explorer 6」「Internet Explorer 7」「Internet Explorer 8」「Internet Explorer 9」「Internet Explorer 10」「Internet Explorer 11」。
対策として、Microsoftのアドバイザリ(2963983)では6つの回避策(Workarounds)を提示しており、IPAのサイトでは、回避策の中から「Enhanced Mitigation Experience Toolkit (EMET) 4.1 を使用する」「VGX.DLL を無効にする」の2つを紹介している。
これらの回避策が実施できない場合、脆弱性の修正プログラムがWindows Updateで提供されるまでの間、一時的にInternet Explorer以外のブラウザの使用(最新の状態への更新が必要)を薦めている。
関連URL
更新:Internet Explorerの脆弱性対策について(CVE-2014-1776)
問い合わせ先
IPA 技術本部 セキュリティセンター
vuln-inq@ipa.go.jp
最新ニュース
- 20代の「仕事と学歴」に対する意識調査 =Personal調べ=(2024年11月21日)
- 共働き家庭の子どもの教育、「母親主導」51.4%、「夫婦共同」33.5%、「父親主導」13.9%=明光義塾調べ=(2024年11月21日)
- マイナビ、高校生向け探究学習サイト「Locus」を全国の高校へ4月から無償提供(2024年11月21日)
- チエル、全日本教育工学研究協議会全国大会(JAET)東京都港区大会に出展(2024年11月21日)
- 明治学院大学、生成AIで個人の「顔表情からの感情推定」を可能に 学生グループが受賞(2024年11月21日)
- 高度人材育成機構、「DX認定企業調査報告書 2024年版」公開(2024年11月21日)
- ISEN、「令和5年度学校・教育機関における個人情報漏えい事故の発生状況」調査報告書を公表(2024年11月21日)
- プログラミング教育「HALLO」、年長~中学生対象の「冬期講習会」を開催(2024年11月21日)
- CKCネットワーク、「出席扱い制度オンライン説明会」12月に開催(2024年11月21日)
- ワオ高校、通信制高校で海外を目指す 海外大学進学セミナー 23日オンライン開催(2024年11月21日)