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2014年6月25日

武雄市・DeNA・東洋大学/初等教育でのプログラミング教育実施へ協定

佐賀県武雄市とディー・エヌ・エー(DeNA)、東洋大学は25日、共同で、児童の論理的思考力や想像力、立体認識力の育成を目的に、初等教育でプログラミング教育の実証研究を行うと発表した。

授業は1人1台のタブレット端末を活用

3者は、2014年9月に協定を締結し、2014年10月から2015年2月にかけて、武雄市立山内西小学校の1年生40名を対象に、プログラミングの授業を合計8回実施する予定。

武雄市内の小学生に配布されているタブレット端末で動く専用のソフトウェア開発をDeNAが担当し、その成果・教育への効果の分析を東洋大学が担当する。

授業では、マサチューセッツ工科大学で開発された子ども向けビジュアルプログラミング言語「Scratch」を参考に、DeNAが独自に開発している小学生でも簡単に使えるようなソフトを使用する。児童たちはプログラミングでゲームを作りながら、論理的思考力などを養う。

月2回程度の頻度で放課後の時間を活用して授業を実施。講師は、DeNAが川崎修平CTOを派遣する。

東洋大学は、「筋道を立てて考える力(論理的思考力)」「構成等を考える想像力」「空間認識や距離感覚等の立体認識力」の成長に焦点を当て、プログラミング教育の有用性について分析。2014年12月に実証研究の中間報告を、2015年2月にとりまとめを発表する。

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