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2015年3月30日

エムティーアイ/柏市が「電子母子手帳」サービスを導入

電子母子手帳の利用イメージ

エムティーアイは27日、同社が企画・開発した「電子母子手帳」サービスが、4月1日から千葉県柏市で試験導入され、妊産婦、子育て中の母親、その家族へ向けて提供されると発表した。

柏市をはじめとする、公民学連携コンソーシアムが取り組む”柏の葉スマートシティ”プロジェクトは、総務省が進める「平成25年度ICT街づくり推進事業」の一つとして採択。

エムティーアイの「電子母子手帳」サービスは、子育て世代への健康支援サービスとして、昨年行われた”柏の葉スマートシティ”プロジェクトの実証事業に参加。

その結果、地域ぐるみで子育て世代を支援し、紙の母子手帳を補完する利便性の高い新たなコミュニケーションツールとして評価され、2016年の正式導入に先駆けて、試験導入されることになったという。

「電子母子手帳」は、スマートフォン、タブレット端末、PC向けのWebサービスで、妊産婦と子どもの健康データの記録・管理や、出産・育児に関するアドバイスなどを提供。

そのほかに、市が実施する「乳幼児健診」や「母親学級」のお知らせなど、自治体と母子をつなぐ役割も担う。

エムティーアイは、「電子母子手帳」の柏市の本格導入を皮切りに全国展開を目指すという。

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