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2016年1月12日
杉並区立大宮小学校/Hour of Codeでプログラミング体験
東京都杉並区立大宮小学校は9日、みんなコードの協力で「Hour of Code」のプログラミング・ワークショップを開催した。
参加したのは大宮小学校の1年から6年の希望児童約70人で、参加人数が多かったため2回に分けて実施された。講師は「Hour of Code」のボランティアメンバーでもある、同校の栗山崇志教諭。ワークショップをサポートするのは、日本国内における「コンピューター教育」の充実を目的に発足した「みんなのコード」の利根川裕太代表などボランティアメンバー数名。
最初に栗山教諭が「プログラムって何?」と質問すると、子どもたちから「ゲームをつくるもの」「パソコンを動かすためのもの」など、デジタル世代らしい答えが即座に返ってきた。
ワークショップは、全学年が対象で90分という限られた時間で行われるため、「プログラミングとは」といった説明もなく「Hour of Code」のWebサイトにあるプログラミング学習ツール「Minecraft(マインクラフト)プログラミング入門」にチャレンジ。
「まえにすすむ」「みぎにまわる」「ブロックを破壊」など命令のブロックを組み合わせて、13ステージあるミッション(課題)のクリアを目指す。
ステージが進むと「繰り返し」や「if文」のブロックを使ったプログラミングが出てきて、座学では学び方が難しいことも「自分でプログラムして動く」ことで分かり易く経験する。
ステージをクリアすると鳴り響く「チャリリーン」という効果音とともに、子どもたちの「ヤッター」「イェーイ」などの歓声や、「めちゃくちゃ面白いんだけど」「違うやり方でもできるんじゃないかな」といった感想が聞かれた。
やり方がわからない子や戸惑っている子がいると、隣の子が教えたりするという「Hour of Code」では当たり前の風景も見られた。参観していた教師も途中参加して、「だれか助けて~」と声を上げ、児童の丁寧な指導でステージをクリアしていた。
ワークショップ終了後は、全員が修了証を手渡された。
今回のワークショップは、開催校の教諭が講師を務めることにより、子どもたちとのコミュニケーションや雰囲気作りが効果的に行われていた。「Hour of Code」のプログラミング教材は無料で利用でき、専門的な知識が無くても取り組めるので授業の中での活用も可能だろう。
ということで、記者も「Hour of Code」でマイクラやってみました。
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