2016年7月29日
ETS、TOEFL受験者のためのMOOCコースを9月から再配信開始
TOEFLテスト作成団体であるEducational Testing Service(ETS)は27日、TOEFLの準備コース「TOEFL Test Preparation: The Insider’s Guide」を大規模公開オンライン講座(MOOC)で9月7日から再び配信すると発表した。
この決定は、6月から提供開始した全6回シリーズの同コースが、好評だったことを受けたもの。コースへの受講申し込みは7月25日から受付中。初回のコース提供時には日本を含め世界中から高い関心が寄せられ、200カ国以上から約20万人の受講者が参加したという。
TOEFLテストの開発者たちにより設計された6週間のコース「TOEFL Test Preparation: The Insider’s Guide」は、講義、ビデオ、過去のテスト設問・模範回答の説明を含む組み合わせで構成されている。スピーキングとライティングの講義では、受講者からの一部の回答をとりあげ、評価とフィードバックを行う。また、オンライン上で、世界中のクラスメートと知り合いになったり、情報を共有したりすることもできる。
コースは、1週間ごとにテストの様々な側面に焦点を当てた内容になっており、第1週は、導入として一般概論について講座を行い、次に 試験で問われる4つのスキル、すなわちリーディング、リスニング、スピーキング、ライティングにそれぞれ1週間をかけて取り組む。そして、6週目はその他の役立つヒントや試験日の情報などで締めくくられる。(コースは英語で提供される)
コース受講に要する時間は、週に2時間程度。コースは無料だが、希望者には有料の個人認証付修了証取得を発行する。
コースは、ハーバード大学とマサチューセッツ工科大学によって創立された非営利のオンライン学習プラットフォーム、エデックスで提供される。
最新ニュース
- CFC、「能登半島地震で被災した子どもの学び実態調査」の結果を発表(2024年11月22日)
- 親が選ぶ子どもに通わせたいプログラミング教育の条件とは? =「プロリア プログラミング」調べ=(2024年11月22日)
- ザクティ、長野県池田工業高校の遠隔臨場体験でウェアラブルカメラが活躍(2024年11月22日)
- 北九州市立大学、高校生向けテクノロジ・イノベーション教育事業「GEEKKイニシアチブ」を開始(2024年11月22日)
- ICT CONNECT21、水曜サロン 安藤昇氏「生成AIで変わる教育の未来」12月4日開催(2024年11月22日)
- 朝日出版社、デジタル・文法指導セミナー「CNN Workbook Seminar 2024」大阪・福岡で開催(2024年11月22日)
- 「未来の学習コンテンツEXPO 2024(冬期)」12月25日開催 企業の協賛案内を開始(2024年11月22日)
- キャスタリア、「ケニアの教育とICTの未来を考える特別セミナー」を開催(2024年11月22日)
- Mulabo!、小学5・6年生対象「親子でプログラミングを体験しよう!」12月横浜で開催(2024年11月22日)
- 教育プラットフォーム「Classi」、「学習トレーニング」機能内に動画を搭載(2024年11月22日)