2016年10月19日
富士通、文教市場向けタブレットなど24機種を新発売
富士通グループは18日、法人向けWindowsデスクトップパソコン3シリーズ5機種、ノートパソコン5シリーズ11機種、タブレット2シリーズ6機種、ワークステーション2シリーズ2機種の計12シリーズ24機種を10月下旬から順次、国内で販売を開始すると発表した。
Windowsタブレット「FUJITSU Tablet ARROWS Tab(ARROWS Tab) 」では、これまでの導入経験から得たユーザーの意見や要望を反映し、教育現場での使いやすさにさらに磨きをかけた「ARROWS Tab Q507/PE」を新規に提供。
また、24機種すべてにおいて、多くの機能を進化させた「Windows 10」の最新OSアップデート「Windows 10 Anniversary Update」に対応。法人市場で需要の多い「Windows 7」へのダウングレードモデルも継続してサポートしていくという。
ノートパソコンおよびタブレット全機種では新たなセキュリティ強化用ソフト「PASERI for PC & USBメモリ追加」をカスタムメイドのメニューからオプションとして選択することが可能という。
「ARROWS Tab Q507/PE」は10.1型ワイド機種の本体四隅に、滑り止めとなるエラストマー素材を使用し、落下防止に効果的な安全設計。キーボードは、児童生徒が持ち運びやすく操作しやすいよう約365gに軽量化。ディスプレイとキーボードの開閉角度を従来機種の約150度と比較して最大で約125度までと狭くすることで倒れにくい構造にしているという。
付属のペンは、摩擦変動を解析することでより紙に書く感覚に近づけ、書き心地を改良。また、体育の授業での活用シーンを想定し、プールの塩素水にも対応するなど防水機能の強化で、プールの授業中でも安心して利用できるという。
そのほか、ディスプレイ上部にマイクを設置することで相手や自分の声を拾いやすくしたり、本体の前面にスピーカーを設置することで動画再生時の音声などを聴きやすくしたりなど、経験をもとに教育現場での使いやすさを追求したという。
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