2017年2月15日
賢明学院がタブレット・スマホ配信ツールに「Handbook」採用
インフォテリアは14日、賢明学院が全中高生のWindows 10タブレット・生徒個人のスマートフォンへの配信ツールとして「Handbook(ハンドブック)」を採用したことを発表した。
賢明学院が運営する賢明学院中学高校では、現場教員が様々な学校業務で多忙を極めるなかでも、効果的に生徒たちの学習理解度を上げるために動画を取り入れているが、簡単に動画制作できる仕組みに加え、制作した動画コンテンツの活用促進のため、「Handbook」を動画配信ツールとして採用したという。
現在、高校数学、物理、英語の復習動画を中心に約250個の動画を配信しており、今後は社会・家庭科・体育などの科目、そして中学生の5教科も動画配信を実施する予定という。
また、クラブ活動にも活用の幅が広がり、サッカー部では試合のプレイ映像を配信して選手同士で研究したり、受験生に向けて中学入試模擬試験の解説を配信するなど、授業の復習以外の目的でも活用が進んでいる。
動画配信で生徒が個々に復習できる環境が整備されたことで、生徒からの同じ質問に何度も個別対応しなくてもよくなり、対面ではより高度な質問にじっくり時間をかけて対応することができるようになるなどの効果も出ているという。
今後はアクティブ・ラーニングを推進するためにも、「Handbook」をより幅広い領域で活用する計画という。例えば、課題を動画化し反転学習として「Handbook」上で事前に配信。同時に解説も動画を作成し授業後に配信することで、授業中のディスカッションに十分な時間をとることができ、充実した思考時間を確保し授業の効率性と精度をより一層高める方針だという。
関連URL
最新ニュース
- コドモン、平塚市の公立保育所8施設が保育・教育施設向けICTサービス「CoDMON」導入(2023年12月8日)
- 25卒学生の8割以上が「就活の早期化を感じる」と回答 =ジェイック調べ=(2023年12月8日)
- Yahoo!きっず、子どもたちが今年もっとも検索した「検索ランキング2023」と「急上昇ワード」を発表(2023年12月8日)
- 「キャリア教育プログラム」 89%以上の学生の「貢献欲求」や「成長意欲」の向上に寄与 =エン人材教育財団調べ=(2023年12月8日)
- 学費はどこまで無償にする?大学まで? =ポリミル調べ=(2023年12月8日)
- コスモ、滋賀大学の学生に1カ月間のインターンシップなどを実施(2023年12月8日)
- 金沢工大、時間・空間の制約を超越した「未来型の教材」をMatterportのデジタルツインで開発(2023年12月8日)
- NTT東日本 北海道事業部、札幌市立八軒小で出張授業「ネット安全教室」を開催(2023年12月8日)
- ソフトバンクロボティクス、中高生向け「生成AIリテラシー教材」提供開始(2023年12月8日)
- わかるとできる、小学生対象のプログラミング教室「スクラッチ講座」を開始(2023年12月8日)