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2017年2月27日
「これならできる2020年のプログラミング授業」古河市ICT教育フォーラム
茨城県古河市教育委員会は25日、「第4回古河市教育ICTフォーラム」の初日として「~プログラミングデー in Koga~これならできる2020年のプログラミング授業」を開催した。
冒頭プレゼンテーションした古河市教育委員会の平井聡一郎参事・指導主事は「次期学習指導要領が2020年度に完全実施となりますが、2018年度にはその移行期間に入ります。2018年度といえばあと13カ月です。小学校ではプログラミング教育が必修化されますが、準備はできていますか。かなり切羽詰まった状況ですよね。小学校でのプログラミング教育は、“プログラミング的思考”を教科の中で学ぶというのが前提になっています。古河市では1年以上前から“プログラミング で 学ぶ”を合い言葉に取り組んできました。その結果、プログラミングは、教科と教科を結びつけて新しい学びを創り出します。今日はそのヒントを沢山用意しました。沢山学んでください」と、イベントの開催意義を訴えた。
実践発表では、大和田小学校の仲見川康隆教諭が、「年間指導計画」「スキル表」「ワークシート」など準備の重要性を解説。Spheroのロボット「SPRK+」やレゴの「WeDo2.0」使った授業実践を紹介した。
三和東中学校の鈴木宣明教諭と古河第一中学校の藤井貴広教諭は、中学校の技術・家庭科におけるプログラミング授業の取り組みを発表。
鈴木教諭は、PCとセンサーとアクチュエーター(LED)を使ったセンサーライト製作を、藤井教諭はラズベリーパイを利用した計測と制御に係わるプログラミング授業の指導計画を紹介した。
午後からのワークショップでは、すぐに使えるプログラミングツールをコンセプトに、「chibi:bit(チビビット)」「 Viscuit(ビスケット)」「ピッケの絵本」「教育版レゴ マインドストーム EV3」「Scratch Jr(スクラッチ ジュニア)」「ルビィのぼうけん」「Hore of Code (アワーオブコード)」「Artecブロック」「まちあるきプログラミング」「Sphero SPRK+」が出展。参加者はそれぞれのブースで、プログラミングを体験した。
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