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2017年7月12日
クリエイターが研究と企業を結び、大学研究を動画でプロモーション
クリーク・アンド・リバーは11日、大学と企業の研究連携や知財活用を促進させる試みとして、同社の約8万人のクリエイターを活用し、大学の研究や研究成果を一般の消費者が理解できるように分かりやすく解説し、動画を使ってプロモーションするサービスを開始したと発表した。
難解な専門用語が多い大学の研究成果は、一般の企業経営者や商品企画担当者には理解が難しく、産業化の可能性があるにも関わらず、その機会を失ってしまった研究も多いのが現状。そこで同社では、一般の人でも研究内容を理解でき、その成果の活用方法を容易にイメージできるような動画コンテンツを制作することで、眠ってしまっている研究成果を産業資源として掘り起こし、大学と企業の収益に結びつけることを狙っている。
動画プロモーションの第1弾として、名古屋工業大学と三重大学の研究紹介動画を、同社ネットワークのYouTuber ABTV Networkが制作。大学公式WebサイトやYouTubeチャンネル、同社「Technologist’s MAGAZINE Web」などで公開する。
今後は、同社がネットワークする映像ディレクターやYouTuberから最適なクリエイターを選出し、研究や発明内容で使用される専門用語を一般の人に分かりやすい言葉や表現に置き換えて、プロモーション動画を制作していく予定。さらに、FacebookやTwitterなどの情報共有サイト (SNS) やWebを活用して情報を拡散することにより、研究成果と企業とをいっそう密接に結びつけ、今までになかったオープンイノベーションに繋げていきたいとしている。
■名工大 橋本忍先生「人工の天然鉱物」
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