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2017年7月6日
安全なインターネット利用のセミナースライド2017年版を無償提供
情報セキュリティソリューションを提供するカスペルスキーとセキュリティ対策推進協議会 (SPREAD) は5日、IT初心者向けにインターネットの安全利用に関する基本知識をまとめた「セキュリティとモラルのガイドブック」を利用したセミナーや勉強会で、講師が利用できるスライドの2017年版を無償で提供開始した。
同スライドは、カスペルスキーが提供するガイドブックを利用したセミナーを実施する際に、講師が参照・利用できるように作成したもので、2015年から毎年作成されている。特色は、ガイドブックと同じ項目で構成されていることと、IT初心者が理解しやすいように、セキュリティの技術面よりも分かりやすさを重視した講師向けの解説が用意されている点。
これにより、セミナーの講師は対象に応じて項目を選択し、解説を生かした効果的なセミナーを実施することができる。このスライドは、SPREADが認定した「情報セキュリティサポーター」をはじめ、無償でセミナーを実施する個人、法人、非営利団体、学校教育機関などでの利用を想定しており、2017年版のスライドは、今後1年間で1000名程度の利用を見込んでいるという。
カスペルスキーとSPREADは、全国各地でこのスライドを利用したセミナーや勉強会が実施され、サイバー犯罪の被害やトラブル回避の一助となることを期待している。また、今年9月から来年3月までに、講師のためのトレーニングを6回程度開催することを予定している。
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