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2018年3月30日
Apple、生徒の創造力を刺激する「Everyone Can Create」カリキュラムを発表
Appleは28日、生徒の創造力を刺激して成功するためのインスピレーションをもたらすようにデザインされた新しい無料カリキュラム「Everyone Can Create」を発表した。
同カリキュラムは、教師が数学、科学、歴史、英語のようなあらゆる既存の授業プランに、スケッチ、作曲、映画制作、写真撮影などを面白く、かつ簡単に組み込めるようにするもの。
多くの生徒が興味をもって積極的に参加し、教師のためのプログラムとして既に成果を上げているAppleの「Everyone Can Code」に次ぐ第2弾。
同カリキュラムは、新しい9.7インチiPadとApple Pencilの利用が前提。新しいiPadは、学校向けに3万5800円という低価格からの販売だが、大型のRetinaディスプレイ、A10 Fusionチップ、性能アップした2つのカメラ、先進的なセンサーを搭載。性能に似合わない可搬性、使いやすさ、1日中使えるバッテリー駆動時間が特長だ。
最新のiPadには、教職員・生徒たちが無料で使える内蔵アプリケーションとして、Pages、Numbers、Keynote、GarageBand、Clips、iMovieが付属するほか、iPad専用に作られた総計130万本以上のアプリケーションがApp Storeで入手できる。
教育者やプロフェッショナルなクリエイターの協力の下で開発された同カリキュラムには、教師および生徒向けのガイド、レッスン集、アイデア集、事例集が含まれている。
生徒たちは、iPadの内蔵カメラを使って、繰り返す図形のフラクタルについて学んだり、Apple PencilとTayasui Sketchesのようなお絵描きアプリケーションを使って対称性について学んだりできる。
各Apple Store(世界21カ国501店舗)では今春から、既存の教職員向けToday at Appleセッションの一環として、「Everyone Can Create」の展開を開始する予定だ。
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