2018年4月27日
小児科医不在の町における遠隔健康医療相談実証実験が実現
スマートフォンで小児科医に相談ができる遠隔健康医療相談「小児科オンライン」を運営するKids Publicは、鹿児島県錦江町および埼玉県横瀬町と連携し、地方における小児科医への相談窓口確保の施策として、「小児科医オンライン」の提供と実証実験を6月1日から開始する。
「小児科オンライン」は、多くのクリニックが閉まる18時~22時の時間帯に、スマートフォンアプリ「LINE」や電話で小児科を専門とする医師にリアルタイム相談ができるサービス。自宅にいながら小児科医に自宅での対応や日頃の子育ての不安を相談することができる。サービスは主に自治体や法人向けに展開されている。
実証実験では、錦江町および横瀬町在住の子育て世帯を調査対象とし、小児に特化した遠隔健康医療相談の導入がもたらす社会的インパクトの評価を行う。両町の課題である「小児科医の不在状況」に対して、ICT活用により全国の小児科医へのアクセシビリティを向上させることで、子育て世帯の不安や経済的、時間的負担の軽減がもたらされるかを評価し、同様の問題で悩む全国の自治体に対してのパイロットケースとなることを目指している。今回の取り組みにより、両町在住の子育て世帯は無料で小児科オンラインを利用できるようになる。
錦江町では、「錦江町MIRAIづくりプロジェクト」の一環として同事業の一部にふるさと納税寄付金を活用、また横瀬町では、官民連携プラットフォーム「よこらぼ (通称)」のプロジェクトとして採択された。
関連URL
最新ニュース
- 漢検協会とベネッセ、初コラボ 進研ゼミ会員の小・中学生が選ぶ「今年の漢字」(2024年12月13日)
- AI型ドリル搭載教材「ラインズeライブラリアドバンス」が「高知家まなびばこ」とデータ連携開始(2024年12月13日)
- コドモン、広島県三原市の保育所等13施設にICTサービス「CoDMON」導入(2024年12月13日)
- 陸前高田市、返済不要の給付型奨学金事業の資金調達で1600万円の目標金額達成(2024年12月13日)
- ライフイズテック、中高生向け「ライフイズテック スプリングキャンプ2025」春休み開催(2024年12月13日)
- サイバー大学、「Times Higher Education Online Learning Rankings 2024」でブロンズ評価を獲得(2024年12月13日)
- プログラミングスクール受講生で最も多い年代は20代、平均年齢は33.8歳=「 CloudInt」調べ=(2024年12月13日)
- 不登校・行き渋りの子どもがいる親1000名へのアンケート調査 =サイボウズ ソーシャルデザインラボ調べ=(2024年12月13日)
- 大阪大学、デジタル学生証・教職員証の提供を2025年1月にスタート(2024年12月13日)
- 「デジタルハリウッドSTUDIO」STUDIO渋谷、AIクリエイティブデザイン講座を開講(2024年12月13日)