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2018年5月24日

浅野学園、学内無線ネットワーク基盤に「RADIUS GUARD S」導入

SCSKと富士ゼロックス神奈川は23日、神奈川県の浅野学園浅野中学校・高等学校の学内無線ネットワーク基盤の認証システムとして、RADIUS認証アプライアンスサーバ「RADIUS GUARD S」が導入されたことを明らかにした。

学内無線LAN基盤構成イメージ

学内無線LAN基盤構成イメージ

同学園では、生徒自らパソコンを駆使しグループワークや情報の整理・発信をする能動的な教育活動を目指しており、昨年3月~4月にかけて、中学棟と高校棟、本館、さらには体育館やグラウンドに及ぶ敷地内のほぼ全域に合計115台の無線LANアクセスポイントを設置して、学内全域に安定した通信を提供する無線LAN基盤を構築した。

この無線LAN基盤の利用者用認証システムとして「RADIUS GUARD S」が選定されたもので、導入に際しては富士ゼロックス神奈川が設計、構築作業を受け持ち、SCSKが技術支援を行った。

今回の導入により、802.1x認証を教職員用、MAC認証を生徒用に使い分けることで、セキュリティと利便性を併せ持つ認証環境が実現された。また、ワークフロー機能により、証明書の発行申請から承認、端末への証明書インストール作業までを、ユーザー主導で容易に実現できるため、短いリードタイムで実運用まで移行することができた。加えて、アカウントの棚卸機能を利用することで、アカウント管理が容易になり負担が軽減された。

両社は、信頼できる認証基盤が構築されたことで、ネットワークを利用した新たな授業スタイルの展開への期待も広がったとしている。

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