2018年6月22日
LINE、戸田市教委と教育分野での連携協定を締結
LINEは21日、埼玉県戸田市教育委員会と教育分野での連携協定を締結したことを明らかにした。
両者は教育分野で緊密な協力関係を築くことにより、すべての子どもが安心して学べる環境づくりや、よりよい教育環境を実現することを目的としており。主に、情報モラルや情報活用などに関する事柄について連携を予定している。
具体的には、今年6月~7月にかけ、市の教員が、市内すべての公立小中学校で児童・生徒約8500人を対象に、LINEが開発した情報モラル教育教材を活用したワークショップ授業を実施する。
戸田市ではこれまでも情報モラル教育に取り組んできたが、児童・生徒がインターネット、スマートフォン、SNSなどを日常生活の中で使用していることを前提にした、児童・生徒の感覚や経験に寄り添った指導を行う難しさを抱えていた。そうしたなか、LINEの情報モラル教育教材は、コミュニケーションの本質を考えることができる点、情報技術を日常生活の中で上手に活用していく観点で制作されている点などが評価をうけ、授業に導入されることになったという。
今後は、戸田市の公立小中学校が授業で活用しているタブレットを使って、ICT活用も含めた視点での情報モラル教育教材の企画・開発や授業実践などの検討を進めていくほか、情報活用能力育成に向けたさまざまな取り組みを行っていきたいとしている。
最新ニュース
- みんがく、自治体向け「無償スタート応援!教育特化型の生成AI活用キャンペーン」開始(2025年3月14日)
- 教育ネット、タイピング大会 実証自治体を限定10自治体募集(2025年3月14日)
- アローリンク、長野県が「Liny」を活用し「ながの子育て家庭優待パスポート」をリニューアル(2025年3月14日)
- ChatGPTなどの対話型生成AI、「学校で利用したことがある」小学生は16.8%、高校生は27.7% =学研調べ=(2025年3月14日)
- 6割強の親が「老後の備えより子どもの教育費にお金を回したい」と回答 =ソニー生命調べ=(2025年3月14日)
- 「大人になって学んでおけばよかった」No.1は「金融知識」 =日本こどもの生き抜く力育成協会調べ=(2025年3月14日)
- 通信制高校の選択、約6割は子供自身の意思で進学を決定 =ウェブクルー調べ=(2025年3月14日)
- 放課後NPOアフタースクール、「共働き世帯の小学生の放課後の過ごし方」調査結果(2025年3月14日)
- サイボウズ、ソーシャルデザインラボ「不登校・行き渋りに関するインタビュー調査」(2025年3月14日)
- キズキ、「不登校保護者の夫婦関係」のアンケートを実施(2025年3月14日)