2018年7月11日
センター試験改定について受験生の認知度は91%、「受験のミカタ」調べ
パンタグラフが運営する受験生応援サイト「受験のミカタ」では、2020年度から実施される「大学共通テスト」についてのアンケート調査を実施し、10日その結果を公表した。
調査は同サイトの閲覧者571名を対象に、4月~6月にかけて実施された。
それによると、2020年にセンター試験が改定されることを知っている人は全体で91.2%、高校1年生では100%という結果を得た。現在高校1年生で大学受験をする人の多くが、初回の大学入学共通テストを受験することになるため、積極的な情報収集が行われているものと考えられる。また、どこで/誰から知ったかという質問には、最多の58.8%が「学校の先生」と答えたのに次いで、26.6%が「インターネット」と回答した。
センター試験改定について知っていることを質問したところ、「国語と数学に記述式問題が加わる」「英語4技能評価が加わる」ことを知っていた人はともに60%以上いた一方で、「TOEICのスコアによっては英語の試験が免除される」など、大学の個別試験や調査書と混同した回答も見られた。
また、回答者はセンター試験改定の理由について、自身が平均37%程度理解していると考えているという結果が得られた。理由としては、「AIが発達し知識量では勝てないので、アイデアで社会に出ていく必要があるから、記述式になる」「単純な知識よりも思考力が求められるこれからの時代に対応するため、記述問題中心の共通試験に改変された」など、社会で必要とされる力や時代の変化に関連する回答が多くあり、受験生が大学入学の先にある社会を意識していることが窺えた。
関連URL
最新ニュース
- iTeachers TV Vol.349 日本大学櫻丘高等学校 田中忠司 先生(前編)を公開(2023年2月8日)
- 親の9割以上が「教育でのメタバース活用に期待」するも不安も =イー・ラーニング研究所=(2023年2月8日)
- 中小企業の9割以上が「社員教育・研修の重要度」の高まりを実感 =給与アップ研究所調べ=(2023年2月8日)
- 通信制高校の印象、50代以上の世代で大きく改善 =通信制高校ナビ調べ=(2023年2月8日)
- 親が子どもの考えを理解したい理由は「子どもと楽しく過ごしたいから」 =Nanea調べ=(2023年2月8日)
- 名古屋国際工科専門職大学、AIコミュニケーションロボットの実証実験を実施(2023年2月8日)
- iU、実践的IT教育シンポジウムで「専門職大学における臨地実務実習の設計と実践」発表(2023年2月8日)
- 青梅こども未来、IoTブロック「MESH」を使った小学生イベントの模様を公表(2023年2月8日)
- ○(maru)、メタバース情報工学学校のWeb出願の受付を開始(2023年2月8日)
- 神山まるごと高専、中2生対象「体験授業イベントツアー」全国6都市で開催(2023年2月8日)