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2018年12月18日
クリスタルロード、親子起業で12歳の社長が誕生
千葉県在住の12歳の中学1年生・加藤路瑛さんと、母親の咲都美さんが、親子起業スタイルでクリスタルロードを今月13日に設立した。
役職は、 路瑛さんが取締役社長で、咲都美さんが代表取締役。現在、社長になるための年齢制限はないが、法人登記に必要な印鑑証明は15歳未満は取得できない。
そこで、親が代表取締役として法人登記し、子どもが取締役社長として就任。子どもが「社長」と名乗り主体的に活躍できる起業スタイルをとった。
こうした親子起業は、登記方法がユニークだが、「ビジネスパートナー」という新しい親子関係が生み出されること、子どもの未来の可能性を広げられることがメリットだという。
資金調達は、CAMPFIREが運営するクラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE」で、今年9月14日からプロジェクトを公開し、45日間で目標金額46万円を大幅に上回る115万4500円(パトロン88人)の支援金を集めることができた。
その支援金を資本金にしてクリスタルロードを設立。事業内容は、子どもたちの生きる力を育てる事業、子ども起業支援・親子起業支援事業の2つ。
また、11月19日に小中高生のための職業探究ウェブメディア「TANQ-JOB」をリリースした。小中高生に、子どもの起業や稼ぎ方の情報など様々な職業情報を届けるのが目的。路瑛さんが編集長を務め、運営は全て小中高生で行う。
同社は、寝台列車「北斗星」をそのままホテルとして再現している「トレインホステル北斗星」内の東京都中央区に本社を構えている。
「12歳社長が作った会社が寝台列車北斗星の中にあったら面白い」と、同ホステルを運営するR.projectと交渉し、場所の提供を得たという。
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