2019年3月1日
阪南大、全教室でスマートフォンを利用した座席指定システムを導入
阪南大学では、富士通マーケティングと共同で開発した「全教室でスマートフォンを利用した座席指定システム」を4月から導入する。
同システムでは、教員がいつでも瞬時に講義の座席表をWeb上で作成することができ、学生は、まるで映画館の指定席を確認するように、スマートフォンで自分の座席位置を確認することが可能となる。
これにより、従来、教室に提示されていた座席表が必要なくなるとともに、出席登録システムと連動させることで、座席位置に学生がいるのが瞬時に確認できる。また、特定の学生による座席の偏りがなくなり、私語の抑制にも効果があり健全な授業運営につながる。さらに、毎回座席を変化させることも可能なため、グループワークなどの活性化につながり、アクティブラーニングの促進にも寄与するという。
また、同システムはWebシステムのため、教室の設備に依存せず、全教室・全講義での導入が実現した。同学では、限られた教室で座席を指定するシステムはこれまでも存在したが、全教室で座席指定が可能となるシステムは例がないとしている。
阪南大学ではすでに2008年度から富士通マーケティングと共同し、一部の教室で座席指定のシステムを取り入れており、対象講義では、講義内容の習熟度向上に一定の成果があったことと、受講する学生側にとっても利便性が高まることが証明されていたという。
関連URL
最新ニュース
- ベネッセ、ミライシード「オクリンクプラスPOWER UPDATE」ウェブセミナー5月8日開催(2025年4月23日)
- 離島のICT教育を支えるHP Fortis x360 G5 Chromebook(HP eSIM Connect対応)(2025年4月23日)
- 英語を習っている小学生の約4割が「実践的な英会話力の向上」を最優先=KIQ調べ=(2025年4月23日)
- 母子モ、母子手帳アプリ「母子モ」が長野県原村で提供開始(2025年4月23日)
- 徳志会、5月病に関する実態調査2025年版を発表(2025年4月23日)
- ランドセルの重さ、平均3.94kgで2年連続減少も小学生の約9割が「重い」と実感=フットマーク調べ=(2025年4月23日)
- TENHO、DXハイスクール採択校の北海道函館工業高校で「探求学習」授業を実施(2025年4月23日)
- エスペラントシステム、読書支援サービス「読書館」を新潟大学附属長岡小学校が導入(2025年4月23日)
- 駒澤大学、事務業務にGoogleの生成AIサービス「Gemini Education」を導入(2025年4月23日)
- やる気スイッチグループ、中学生とその保護者を対象に9都道府県で「高校進学説明会2025」開催(2025年4月23日)