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2019年8月2日
LINE、情報モラル教育教材に「ネットトラブル回避」編を公開
LINEは1日、子どもの適切なインターネット利用を促すための情報モラル教育教材『「楽しいコミュニケーション」を考えよう!「ネットトラブル回避」編』を公開した。
同社では、子どもの適切なインターネット利用を促すため、教育工学や授業デザインを専門とする静岡大学教育学部の塩田真吾准教授と共同で、情報モラル教育教材の開発・研究を行ってきている。
2014年には、たんにトラブル事例の知識を伝えるだけでなく、子どもたちに「当事者としての自覚」を促すことを目的とした情報モラル教育教材『「楽しいコミュニケーション」を考えよう!』を公開。その後、基本編、悪口編、写真編、使いすぎ編、リスクの見積もり編、マンガ編、家庭での対話編などを公開し、全国の学校で活用されている。また、LINEが講師を派遣するワークショップ授業・講演活動などを2012年から全国で開始し、これまで累計約1万回実施しているという。
このたび、「自分ももしかしたらトラブルにあってしまうかもしれない」という「当事者としての自覚」の次のフェーズである「ネットトラブルの回避」をテーマとした新教材を開発した。新教材は、子どもたちがネット上のリスクを想像し、トラブルを回避できるような学びを促進する内容となっており、トラブルの背景にある「思い込み」を体験し、「リスク見える化シート」でリスクを想像するトレーニングを積み、「クラスのリスクマップ」で自分たちのリスク場面を焦点化させることが特徴となっている。
同教材は、他の教材と同様、指導者用ガイドブック、スライドデータなどもすべて無料でダウンロードできる。
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