2019年8月2日
分身ロボットOriHime、「横浜音祭り」で障がい者向けのプロジェクト実施
横浜市は、この秋開催する日本最大級の音楽フェスティバル「横浜音祭り2019」で、分身ロボット「OriHime」を使用して、障がいなど身体的制約があり外出することができない人にもコンサートを観覧してもらう「OriHimeプロジェクト」を実施する。
「横浜音祭り」は、横浜の「街」そのものを舞台にして9月15日~11月15日にかけて開催。「クリエイティブ・インクルージョン」をコンセプトの一つとして掲げ、国籍、ジェンダー、世代や障害の有無を越えてあらゆる人に音楽の楽しみを届ける取り組みを行う。
その一環として、障がいなどで外出することができない人にも、会場の座席に設置した「OriHime」を通じてコンサートを観覧してもらうプロジェクトを実施する。「OriHime」を音楽イベントで活用するのは、今回が初だという。
「OriHime」にはカメラ、マイク、スピーカーが搭載されており、スマホやタブレットで遠隔操作ができる。
周囲を見回したり、拍手などの感情表現も行え、「その人がそこにいるように」会話をすることができる。自宅や病院からも、コンサート会場の臨場感を体感することができ、実際にコンサートを鑑賞しているかのような体験ができる。
プロジェクトの実施にあたり、「OriHime」を活用してコンサートを観覧することができる参加者を募集する。
参加対象者は、横浜市内在住者(申込者)、障がい者手帳を持っている、個人宅で観覧の場合、個人宅に観覧者以外に親族またはそれに準じる人がいる、という3項目すべてに該当する人。病院などの施設で観覧する場合、施設所在地は横浜市内限定となる。
「OriHimeプロジェクト」で観覧可能なプログラム
①横浜音祭り2019オープニングコンサート「アンドレア・バッティストーニ×東京フィルハーモニー交響楽団」
開催日時:9月15日(日)16:00開演
開催会場:横浜みなとみらいホール・大ホール[横浜市西区みなとみらい2-3-6]
募集人数:2人
②わくわくブラス!at 横浜音祭り2019
開催日時:9月22日(日) 16:00開演
開催会場:横浜みなとみらいホール・大ホール
募集人数:2人
③わくわくJAZZ♪
開催日時:10月27日(日) 19:00開演
開催会場:横浜みなとみらいホール・大ホール
募集人数:2人
④ヨコハマ・ポップス・オーケストラ2019 本広克行プロデュース・横浜音祭りスペシャル「劇伴の若き匠・菅野祐悟」
開催日時:11月1日(金)14:30開演
開催会場:横浜みなとみらいホール・大ホール
募集人数:2人
⑤横浜音祭り2019クロージングコンサート「葉加瀬太郎 featuring May J. The Symphonic Night」
開催日時:11月15日(金) 18:30開演
開催会場:横浜みなとみらいホール・大ホール
募集人数:1人
応募期間:8月1日(木)~8月21日(水)
詳細・申込
関連URL
最新ニュース
- 「すららSatellyzer」で探究の土台を築く、生徒の成長を支える通信制高校 /日々輝学園高等学校 東京校(2025年1月14日)
- 「高校教育改革に関する調査 2024」 =リクルート進学総研調べ=(2025年1月14日)
- 不登校中も6割がPTAに参加、5割以上は「役に立っていない」と回答 =キズキ調べ=(2025年1月14日)
- CBTS、2025年最新版 就職・転職に役立つ資格ランキング発表(2025年1月14日)
- コドモン、愛知県北名古屋市の保育所に保育・教育施設向けICTサービス「CoDMON」導入(2025年1月14日)
- RePlayce、HR高等学院が取り組む「グローバル教育」のプログラムを発表(2025年1月14日)
- れもんらいふ、デザインスクール「Re:DESIGN SCHOOL」の第2期生を募集(2025年1月14日)
- 全国の小学生プログラマーの頂点が決定!ゼロワングランドスラム2024決勝大会(2025年1月14日)
- エクシード、探求型学習教材「マイクラマスター」用に独自の新ワールドの提供開始(2025年1月14日)
- シュプリンガーネイチャー×東京大学、シンポジウム「SDGs Symposium 2025」2月共催(2025年1月14日)