2019年9月2日
多摩大、プログラミングスキル判定サービス「TOPSIC」を導入
システムインテグレータは8月30日、同社のプログラミングスキルチェックサービス「TOPSIC(トップシック:Test of Programming Skills for International Coders)」が多摩大学に導入され、教育アセスメントに活用されていると発表した。
TOPSICは、実際にプログラムを書かせて、オンライン、リアルタイムで自動採点することでプログラミングスキルを判定。
単なるコーディング力だけでなく、アルゴリズムを組み立てる力や、効果的なプログラミングを行う能力を判定することができるクラウドサービス。2018年1月にリリースされた。
TOPSICを導入した同大経営情報学部では、2年生から始まる必修の「ホームゼミ」を中心に指導しており、情報系ではビッグデータ・統計データ分析系と、3DグラフィクスやVR・Webシステムなどの開発系のゼミを展開。
こうした手作り教育で、TOPSICが教育アセスメントの実践ツールとしてマッチすることから、導入が決まった。
同大では、プログラミング力とアルゴリズム力の両方のスキルアップを図ることができるTOPSICの特徴を高く評価。単なるプログラム言語の勉強ではなく、「プログラミング的思考の学習ツール」としてTOPSICを選定した。
同大では、学生が能動的に学習に取り組めるよう「アクティブ・ラーニングプログラム」という制度を活用して新しい試みを実施してきた。
今回は、この仕組みを使って、講義形式の「TOPSICを利用したプログラミング的思考法の習得」と「企業・学校対抗プログラミングコンテスト『PG BATTLE』参加」が単位取得できる講義として認定された。
今後の展望として、プログラミングやアルゴリズムの学習を面白いと感じた学生が、TOPSICを活用して自発的学習を進められる仕組みづくりを考えているという。
関連URL
最新ニュース
- MetaMoJi、リアルタイム学習支援アプリ「MetaMoJi ClassRoom」無料オンラインセミナー開催、新セミナーも開始(2025年2月19日)
- NIJIN、オンラインとリアルでの通学が選択できる「NIJINアカデミー」が草津市の補助金交付支援対象に認定(2025年2月19日)
- VISH、奈良県葛城市の公立就学前施設で「園支援システム+バスキャッチ」を導入(2025年2月19日)
- コドモン、東京都北区の保育園25施設にICTサービス「CoDMON」導入(2025年2月19日)
- 拡大する大学入試「女子枠」について2年前より「賛成」が減少 =河合塾調べ=(2025年2月19日)
- 小中高生の習い事、9割の親が「子どもがやりたがっているかどうか」を重視 =栄光ゼミナール調べ=(2025年2月19日)
- 中高生の子どもを持つ親の18.6%がキャッシュレスお年玉の導入意向あり =ネオマーケティング調べ=(2025年2月19日)
- 就職活動で「自分自身が成長できそうか」を重視する学生が8割超 =学情調べ=(2025年2月19日)
- リクルートマネジメントソリューションズ、「生成AIと学びの環境に関する調査」の結果発表(2025年2月19日)
- 延岡学園、2026年4月に高校生ホワイトハッカーやデータアナリストなどを育成する情報科「TECHLETE」新設(2025年2月19日)