2020年6月8日
コロナ禍の影響か 大学生・大学院生の内々定率5割を切る =マイナビ調査=
マイナビは、2021年3月卒業予定の全国の大学生・大学院生計9531人を対象に実施した「2021年卒大学生活動実態調査(5月)」の結果をまとめ、5日に発表した。

それによると、2021年卒大学生・大学院生の5月末時点の内々定率は48.0%(前年比13.8pt減)、平均内々定保有社数は1.7社(前年比0.2pt減)だった。
3月1日に広報活動解禁、6月1日に選考解禁というスケジュールだった2017年卒以降の数値と比較すると、内々定率が5割を下回るのは17年卒以来初めて。新型コロナウイルスの影響で企業の採用活動が停滞し、遅れが出ていると推察される。
今シーズンは、対面の機会が限られる就職活動となってしまったが、「対面の機会が少なかったために、入社先の企業を決めるにあたり不安なこと」を聞いたところ、入社意思の高い企業のインターンシップに参加した学生は、参加していない学生に比べ、「不安がない」と回答した割合が12.4pt高かった。
一方、インターンシップの参加有無に関わらず、「その企業の社員の雰囲気や人柄が分からない」、「その企業の同期にはどんな人がいるのだろうか」といった、入社後の「仲間」について不安に思う割合が高い傾向にある。
企業は、オンラインでは伝わりにくい「社風」や「社員の人柄」などの部分について、学生が抱いている不安を払拭する工夫(会社の雰囲気や社員の様子を言葉にして伝えるなど)が求められるといえる。
「入社までの期間に企業と対面の機会を希望するか」を聞いたところ、「希望する+やや希望する」と回答した学生は89.2%(希望する:57.2%+やや希望する:32.0%)にのぼった。
新型コロナウイルスの収束時期は不透明だが、感染予防に万全を期したうえで、企業と対面の機会が設けられることを学生は希望しているようだ。
この調査は、2021年3月卒業見込みの全国の大学生と大学院生を対象に、5月25日~31日にかけて、「マイナビ2021」の会員に対するWebアンケートという形で実施。有効回答数は9531人(文系男子:1789人、理系男子:1639人、文系女子:4353人、理系女子:1750人)だった。
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