2020年6月26日
モリサワ、神田外語大と「ユニバーサルデザインと地域課題の解決」オンライン授業
モリサワは25日、神田外語大学と「ユニバーサルデザインと地域課題の解決」をテーマに、オンライン授業による産学連携プロジェクトを6月と7月に計4回実施すると発表した。
神田外語グループではSDGsに基づいた教育環境充実の一環として、2019年9月からモリサワのユニバーサルデザイン(UD)フォントを導入している。同プロジェクトでは神田外語大学の学生が「ユニバーサルデザインと地域課題の解決」をテーマにしたポスター制作をオリエンテーションから評価まで全てオンライン会議サービス(Zoom)を活用した連続授業で行う。言語や文字が持つ可能性や身近な地域課題に向き合い、新しい価値観や考え方を発見することを狙いとしている。
スケジュールは、6月11日モリサワ担当者によるオリエンテーション、6月18日文字レイアウトやUDフォントをはじめとするフォント各種についてのレクチャー、7月 1日課題提出(ポスターデータ、作品紹介企画書)、7月30日モリサワの担当者によるフィードバック、評価を予定。モリサワはレクチャーやフィードバックを通して、学生たちの学びのサポートを行う。
モリサワのUDフォントは、「文字のかたちがわかりやすいこと」「文章が読みやすいこと」「読み間違えにくいこと」をコンセプトに、高齢者やロービジョン(弱視)、ディスレクシア(読み書き障害)など多くの人が読みやすいフォントとして開発した。ユーザ評価に基づく読みやすさのエビデンスも取得している。
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