2020年9月7日
慶應大SFC研究所、地方創生を目指す「地域デザイン・ラボ」を創設
慶應義塾大学SFC研究所は、デジタルマーケティングによる地方創生を目指す「地域デザイン・ラボ」を創設した、と3日に発表した。
同ラボは、関係人口や交流人口の創生を通じて、定住人口の確保を目指す地域のデジタルマーケティングについて、日本全国の最先端事例の調査・分析に基づく実践的な方法論を体系化し、広く社会で共有していくのが目的。
具体的な研究として、地方創生分野で実践されているデジタルマーケティングの最先端事例について調査・分析を行い、当該分野に特有のデジタルマーケティングに関するフレームワークを構築。
そのフレームワークに基づいて、優良事例のメカニズムを明らかにし、汎用性が高く効果的な地域デジタルマーケティングのKSF(主要成功要因)を導出する。
そして、これらの作業を通じて、体系化した地域デジタルマーケティングの知見を広く社会に発信していく。
研究にあたっては、同大湘南藤沢キャンパスの特徴を生かし、中央省庁、地方自治体、DMO、民間企業など幅広いステークホルダーと協業し、具体的・実証的に進めていく。
同ラボでは、デジタルマーケティングを専門とする桑原武夫教授(慶應大総合政策学部)と谷中修吾教授(BBT大経営学部グローバル経営学科長)が研究プロジェクトの企画・運営を担当。
また、慶應大の菅原貴与志教授(法務研究科)、柳町功教授(総合政策学部)、神成淳司教授(環境情報学部)、新保史生教授(総合政策学部)、蟹江憲史教授(政策・メディア研究科)、塩田琴美准教授(総合政策学部)が各分野の専門知見に基づいて連携していく。
研究活動計画の概要
■1年目(2020年度)
・「地域デジタルマーケティングの最先端事例の調査・分析」
・「地域デジタルマーケティングのフレームワーク構築」
■2年目(2021年度)
・「地域デジタルマーケティングの優良事例分析」
・「地域デジタルマーケティングのKSF検証」
■3年目(2022年度)
・「地域デジタルマーケティング技法の普及啓発」
・「地域デジタルマーケティングのプラットフォーム構築」
詳細
関連URL
最新ニュース
- AI型教材「キュビナ」、久喜市の教育ダッシュボードへ学習データを連携(2025年1月15日)
- 日本発「10代のデジタルエチケット」プログラム、スウェーデン公立高が導入(2025年1月15日)
- 母子モ、母子手帳アプリ「母子モ」が埼玉県白岡市で提供開始(2025年1月15日)
- 「教育・学習アプリ」、起動回数は1日平均2.5回 =フラーが市場調査レポートを公開=(2025年1月15日)
- 岡山大学、「次世代AIと医学の可能性シンポジウム」28日開催(2025年1月15日)
- 兵庫県立大学、高校生&保護者向けのスペシャルコンテンツを公開(2025年1月15日)
- 近畿大学、findの落とし物検索サービス「落とし物クラウドfind」を導入(2025年1月15日)
- セガと筑波大学、「MDA人材育成戦略パートナーシップ協定」を締結(2025年1月15日)
- Hakuhodo DY ONE、「ゼロワングランドスラム2024」日本一の小学生プログラマー決定(2025年1月15日)
- NIJIN、中学教師向けオンラインセミナー「世界を変える教育とは」24日開催(2025年1月15日)