2020年9月15日
外国人留学生の就活、内定率は22% =アクセスグループ・ホールディングス調べ=
アクセスグループ・ホールディングスの事業子会社のアクセスネクステージは、新型コロナウイルス影響下の外国人留学生の就職活動状況について、また、大学などの在籍教育機関やOBなどの留学生に対する支援体制について8月に調査を行い、14日その結果を公表した。
それによると、8月中旬時点で内定・内々定を保有している留学生は22%だった。「就職活動を中断」「帰国予定」と回答した学生は前回5月調査から半減し、就職活動再開の動きが見られた。
回答者の65%が金銭的支援を、44%が生活支援を在籍教育機関、地域、大使館などから受けたと回答。学びの継続のための学生支援緊急給付金については、21%が「制度を知らない/知らなかった」と回答し、制度を認識していた回答者のうち、実際に給付金を受け取ったのは4割にとどまった。
「外国人留学生が1名以上在籍している」と回答した教育機関のうち73%が学校独自の支援を実施したと回答。また、対象を外国人留学生に限定した制度を用意していると回答した教育機関は25%に上った。具体的には、生活のための金銭的援助や受講環境の整備補助のほか、地域や卒業生との連携による支援事例も見られた。
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