1. トップ
  2. データ・資料
  3. 高校生の30%が「求人票では不十分さを感じ求人サイトで情報収集」 =ジンジブ調べ=

2020年10月16日

高校生の30%が「求人票では不十分さを感じ求人サイトで情報収集」 =ジンジブ調べ=

ジンジブは15日、15~19歳の高校生1033人を対象に実施した「就職活動に関するアンケート調査(9月)」の結果をまとめ発表した。

それによると、就職希望と就職および進学か迷っている高校生にどのように就職活動を行うか質問したところ、最も多かったのは「学校の先生からお勧めの求人を紹介してもらう」の35.2%で、次いで「進路指導室にある求人票の中から探す」の34.6%だった。

また、「求人サイトから探す」(16.8%)といった自発的な行動も見受けられる一方で、就職活動の仕方が「わからない」(22.3%)といった回答も多かった。

就職先の会社を選定する際に重要だと思うポイントを質問したところ、最も多かったのが「給与」72.1%で、以下、「勤務地」44.1%、「仕事の内容(職種)」41.3%などが続いた。

どんな会社であれば入社したいか質問したところ、最も多かったのは「人間関係が良い」の74.3%で、次いで「休日数や給料などの待遇が良い」72.6%、「会社の安定性」41.9%。また、「家に近い」が30.2%と勤務地に対しての希望も高かった。

7月度のアンケートでは、1位が「休日数や給料などの待遇が良い」73.9%、2位が「人間関係が良い」69.3%と順位が逆だった。夏休みに参加する職場見学を通じて人間関係を重視する回答が増えたと推察できる。

求人票だけで就職先の会社情報は十分に収集できるか質問したところ、「十分に収集できている」6.1%と、「まあまあ収集できている」25.1%を合わせ31.2%だったのに対して、「あまり収集できていない」26.3%と、「全く収集できていない」6.7%を合わせ33%で、わずかに高かった。高校生の3分の1が、求人票での情報収集に不十分さを感じていた。

就職先の会社の情報収集で何を見ているか質問したところ、最も多かったのが「会社のホームページ」52.5%。次いで「会社の採用ページ」32.4%、「求人サイト」30.2%、「会社のパンフレット」24.6%で、インターネットを利用した情報収集が主流になっていた。

15歳~19歳かつ高校生全体に新型コロナが進路選択に影響をしたか質問したところ、「影響はしていない」の回答が61.9%に対して、何らかの影響があった回答の合計が30.5%で、「進学に変更した」5%に対して、「就職に変更した」は1.2%だった。

15歳~19歳かつ高校生全体に県外への就職について質問をしたところ、「県外で就職したい」と答えた人は18.8%。

「積極的に県外の求人も見ていきたい」11%、「希望の求人があれば県外での就職も検討したい」18.1%と、県外への就職に前向きな回答を合わせると47.9%だった。

一方、「できれば県内に就職したい」22.4%、「県内就職することが条件」5.8%と県内就職を希望する回答は28.2%。

また、進路希望別に詳細を見ると、大学・短大の進学希望者は51.3%が、専門学校へ進学希望者は55%が、就職希望者は35.8%が、県外就職に前向きな回答をした。就職希望者は、54.1%が県内就職を希望する回答だった。

この調査は、全国の15歳~19歳かつ高校生を対象に、9月24日~30日にかけて、インターネットで実施。有効回答数は1033人で、うち卒業後の希望進路が「就職希望」が148人、「就職か進学か迷っている」が31人。

関連URL

「ジョブドラフトNavi」

ジンジブ

自律的な学習者への第一歩に 自己効力感の向上 活用事例多数紹介 すらら 活用事例のご紹介
大塚商会
AIRobot-NEWS AI・ロボットニュース

アーカイブ

  • ICT要員派遣はおまかせ! ICTまるごとサポート 詳細はこちら
  • 事例紹介作って掲載します。 ICT教育ニュースの楽々 事例作成サービス