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2020年11月19日
東大発AIベンチャー、ロボットアームの異常停止後のアルゴリズムを開発
東大発AIベンチャーの「TRUST SMITH」は18日、同社の独自開発した障害物回避アルゴリズムにさらなるアップデートを行うことで、ロボットアームの異常停止後の経路を自動算出するアルゴリズムを開発した、と発表した。
同社の障害物回避アルゴリズムは、空間内に存在する障害物を回避し、目的物へアプローチすることができるアルゴリズム。
「リーマン計量」と呼ばれる微分幾何学の理論に基づくもので、アームから見た周囲の障害物との距離・相対速度を認識し、障害物が動いていても安全に回避しながら、目的物へ到達。
人が近づいてきた場合も自動で回避し、衝突による事故を防ぐなど、安全性の高い制御ができる。
今回アップデートした内容は、アームが停止してしまった際に、原点位置まで静止障害物を回避して戻る経路を自動計算するアルゴリズム。同社の開発済の障害物回避アルゴリズムを、ダウングレード応用する事で実現に成功した。
ロボットアーム作動中にアクシデントが起きた場合、ロボットアームを一時停止させることで安全性を維持するようプログラム設計を行うことが多いが、一時停止させたアームを再起動させるには、アームを所定の原点位置まで戻す工程が必要。
従来、そのアームを原点位置まで戻すための経路をティーチングで指令していたが、同社のアルゴリズムではその経路を自動計算できるようになり、今まで膨大なコストがかかっていたティーチング業務が不要になる。
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