2020年12月3日
追手門学院大、海外協定校向けにオンライン日本語講座を開催
追手門学院大学は2日、同学への留学を希望する海外協定校の外国人学生に対して、オンライン日本語講座を開催していることを発表した。来日ができない協定校の外国人学生の学びを支援し、海外協定校との交流促進と学生同士の活発な国際交流を目指す。
講座は10月5日から全15回にわたり展開し、オランダ、アメリカの協定校の学生5名が参加している。また、日本語教師を目指す同大学の国際教養学部国際日本学科の学生13名が、オンラインでの日本語教育の現場体験を目的に、学習支援者として参加。講座では、日常生活で遭遇するさまざまな場面を取りあげ、日本語で対応できるようになることを目標に、学生同士が学びあうことを目的としている。
日本語教師を養成する同大学の「日本語教師養成プログラム」では、これまで対面形式の授業の中で、実際に留学生の日本語学習を支援する機会を提供してきた。今年度はコロナ禍の影響で始まった協定校向けの「オンライン日本語講座」の機会を活用し、学生はオンラインによる新たな日本語教育の形をいち早く体験した。交換留学が中止となり対面での交流は途絶えたものの、日本に興味を持つ協定校の学生の学びを止めず、コロナ禍で減った協定校との交流を促進し、学生同士の活発な国際交流の場として活用する。
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