2020年12月17日
約4割の学生が、11月に志望業界・企業・職種などの方向性を固める =マイナビ調べ=
マイナビは16日、2022年3月卒業予定の全国の大学3年生・大学院1年生3912人を対象に実施した、「マイナビ2022年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(11月)」の結果をまとめ発表した。
それによると、22年卒業予定の大学生・大学院生に11月に参加したインターンシップの開催形式を聞いたところ、「WEBのみ(対面なし)」が69.9%、「対面のみ(WEBなし)」が21.9%、同プログラム内で「対面とWEB」の両方があったのが20.9%だった。引き続き、多くの学生がWEBによるインターンシップに参加しているようだ。
インターンシップの形式についてWEBと対面のどちらがよいか聞いたところ、「WEBがいい」、「どちらかというとWEBがいい」と答えた学生が合計で29.9%だった。
一方、「対面がいい」、「どちらかというと対面がいい」と回答した学生は合わせて46.8%で、対面形式でのインターンシップを望む学生の方が多いことが分かった。地域別でも、対面形式を望む学生の割合が上回った。
WEB形式のインターンシップで満足度が高かった学生からは、「学生側から質問できる環境があった」や、「企業の雰囲気がわかる工夫があった」という旨の意見が多く見られた。
反対に対面形式のインターンシップでは、「人事以外の社員や会社の雰囲気が分かった」などの意見がある一方、「オンラインでも十分まかなえる内容だった」など、コロナ禍にあえて対面形式で実施されたにもかかわらず、内容が伴っていなかったという意見も見られた。
また、現在の就職活動の状況について聞いたところ、「就職活動の方向性(志望業種や企業、職種、大事にしたい価値観など)が固まった」と回答した学生は38.5%で、調査を開始した6月と比較するとおよそ2倍になった。企業へのエントリーに向けて準備が整った学生が増えてきていることが分かる。
この調査は、「マイナビ2022」の会員で、2022年3月卒業見込みの全国の大学生・大学院生を対象に、11月20日~30日にかけて、WEBアンケートの形で実施。有効回答数は3912人で、内訳は文系男子676人、理系男子1768人、文系女子637人、理系女子831人。
関連URL
最新ニュース
- 2025年度(令和7年度)大学入学共通テスト 問題・回答速報・解説サイト情報サイト情報(ベネッセ/駿台・東進・河合塾・朝日新聞・中日進学ナビ)(2025年1月11日)
- 教育ネット、徳島県立全学校に「おたすけ学校AI」を実証導入(2025年1月10日)
- コドモン、岩手県奥州市の保育所7施設にICTサービス「CoDMON」導入(2025年1月10日)
- 約4割の学生が「5社以上」のインターンシップなどに参加 =学情調べ=(2025年1月10日)
- タイパ・コスパの高い「オンライン学習塾」が共働き家庭の支えに =オンライン指導塾そら塾調べ=(2025年1月10日)
- 受験は親にとっても大きな挑戦、受験生の負担を気遣う親が行う「見えない応援」とは =ジョンソン調べ=(2025年1月10日)
- リスキリング支援サービス「Reskilling Camp」、企業におけるリスキリング施策の実態調査(2025年1月10日)
- 社会構想大学院大学、「教育CIO養成課程」を2月に開講 ICTを活用した教育改革のリーダーを育成(2025年1月10日)
- アイディア高等学院、「個性に合わせた能力向上」をめざした教育を開始(2025年1月10日)
- 三信電気、日建学院の出席確認システムに顔認証の仕組みを導入(2025年1月10日)