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2020年12月29日
英単語学習サービス「BooQs」、頻出句動詞「上位150」の問題集を提供
ブックスは28日、同社の英単語学習サービス「BooQs(ブックス)」で、現代アメリカ英語で頻出する句動詞150語を学べる各種問題集の提供を開始した。
BooQsは、記憶と学習効率およびモチベーションと習慣に関する心理学を採用することで、効率的な学習を、挫折せずに続けることができる英単語学習サービス。今回、現代アメリカ英語の大規模コーパスから抽出された、上位150の頻出の句動詞を問題集化した。
句動詞とは、「work out」や「come up with」のような、「動詞+副詞」あるいは「動詞+(副詞)+前置詞」で構成される英語のフレーズ。
インフォーマルな日常会話で多用され、流暢な英語、ネイティブのように聞こえる英語を話すためには習得すべき重要な表現で、ネイティブの会話を聞き取り、理解する上でも、句動詞の学習は重要。
しかし、句動詞の多くは、「work out=を考える,を計画する」のように構成される単語からは意味が推測しにくいため、個別に学習しなければならない。
また、句動詞は、種類がとても多く、多義的で、1つのフレーズにいくつも異なる意味をもつものが多いことから、「学ぶのが難しい」という課題があった。
そこで、イギリス「ノッティンガム大学」のNorbert Schmitt教授が、句動詞を学びやすくするリスト「The Phrasal Verb Pedagogical List」(略称:PHaVE List)を作成。同リストには、現代アメリカ英語の大規模コーパス「Corpus of Contemporary American English」(略称:COCA)から抽出された、高頻出の上位150の句動詞がまとめられている。
今回、BooQsが提供する句動詞を効率的に学べる問題集は、このPHaVE Listをもとに作成した。
問題集の具体的な内容は、「和訳4択問題」「英訳4択問題」「記述問題」「リスニング問題」「英定義⇨句動詞問題」「句動詞⇨英定義問題」「例文英訳3択問題」「例文和訳3択問題」の8種類。
また句動詞の問題の解説画面では、PHaVE Listの原文の解説と、解説の和訳文も閲覧することができる。
解説には、句動詞の意味別の頻出度や、用例として例文も記載されており、句動詞をより深く学ぶための手助けになるという。
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