2021年1月8日
熊本県、GIGAスクール構想実現に向け「ICT活用研修パッケージガイドブック集」作成
熊本県は7日、GIGAスクール構想実現に向け、県独自の「ICT活用研修パッケージガイドブック集」を作成したと発表した。GIGAスクール構想対応の体系的なガイド集としては全国初の試みだという。
文部科学省が推奨するGIGAスクール構想では、1人1台の端末環境における教育の充実が求められている。熊本県においても、「ICT教育日本一」を掲げ、熊本の子供たちの資質・能力の育成、学力向上に向けたICTの一層の活用を進めている。熊本県教育委員会では、GIGAスクール構想に対応した教師向けの各校種及び教育テーマごとのICT活用研修パッケージガイドブック集を作成、学校現場でICT利活用が進められるようにした。
「ICT活用研修パッケージガイドブック集」は、初心者でも抵抗感なく取り組めるように、リーフレット形式で活用ポイントについて紹介されている。情報活用能力の育成、ICT活用の目的や意義、電子黒板・実物投影機・タブレット端末の使い方、授業でのICT活用ポイント、失敗例などの留意点などを網羅して掲載し、QRコードから好事例動画を視聴できる。
また、校内研修や市町村での集合研修などで活用できる研修パッケージとして、参加体験型のICT活用研修を計画する方法や、研修で使用するプレゼン資料・ワークシートをセットにした内容で、各学校・地域の環境や実態に応じた研修を実現する。他にも県内のICT活用事例を写真や活用ポイントと併せて掲載、重要視されている「プログラミング教育編」「情報安全・情報モラル編」「遠隔学習・オンライン学習編」の3つの教育テーマについて、具体的な実践事例を交え解説するなどの特徴を持つ。
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