2021年2月10日
文京学院大、大学の英語教育について考える「ESPシンポジウム」をオンライン開催
文京学院大学は、大学の英語教育について考える「ESPシンポジウム」を2月13日にオンライン形式で開催する。
同シンポジウムは、同大学でのESP(English for Specific Purposes:特定目的英語)の展開について検討し、職業上の専門領域においても活かせる総合的な英語力の向上、そして就職後に即戦力として活躍できる人材の育成について考えるという。
ESPは、学問や職業などの各々の専門領域において、職業上の目的を達成するために使用される英語表現、およびその言語教育のことを指す。
4月から、同大学外国語学部では3、4年生の英語科目にESPを導入。ESPを“English for Seminar Purposes”と捉え、英語教育と専門科目の連携を強めるべく、ゼミナールで学ぶトピックについて英語で読み、書き、コミュニケーションを図る能力を養う。ゼミでの学びや卒業後の進路に関連したトピックにESPを導入することによって、「生きた英語を学びたい」という学生のニーズに応えるだけではなく、英語学習に対する動機付けを強化したり、卒業要件の一つであるTOEICスコアのアップに繋げていくという。
今回のシンポジウムでは、大学におけるESP教育に詳しい近畿大学照井雅子准教授と新潟県立大学John Lindsay Adamson教授を迎え、ESPのコンセプトや授業における実践方法について講演する。またESPが学生の専門性や興味と結びついていることから、いかにESPが英語学習に対する動機付けを強めるものであるかについても言及する。
開催概要
タイトル:「English for Specific/Seminar Purposes(ESP)Symposium」
開催日時:2月13日(土)14:00~16:00
開催形式: Web会議サービス「Zoom」
講師:照井雅子准教授(近畿大学)/John Lindsay Adamson教授(新潟県立大学)
参加対象:英語教員・大学院生・学部生・一般の人など職業不問
参加方法:参加費無料/事前申込制 ※2月12日(金)申込み締め切り
関連URL
最新ニュース
- みんがく、自治体向け「無償スタート応援!教育特化型の生成AI活用キャンペーン」開始(2025年3月14日)
- 教育ネット、タイピング大会 実証自治体を限定10自治体募集(2025年3月14日)
- アローリンク、長野県が「Liny」を活用し「ながの子育て家庭優待パスポート」をリニューアル(2025年3月14日)
- ChatGPTなどの対話型生成AI、「学校で利用したことがある」小学生は16.8%、高校生は27.7% =学研調べ=(2025年3月14日)
- 6割強の親が「老後の備えより子どもの教育費にお金を回したい」と回答 =ソニー生命調べ=(2025年3月14日)
- 「大人になって学んでおけばよかった」No.1は「金融知識」 =日本こどもの生き抜く力育成協会調べ=(2025年3月14日)
- 通信制高校の選択、約6割は子供自身の意思で進学を決定 =ウェブクルー調べ=(2025年3月14日)
- 放課後NPOアフタースクール、「共働き世帯の小学生の放課後の過ごし方」調査結果(2025年3月14日)
- サイボウズ、ソーシャルデザインラボ「不登校・行き渋りに関するインタビュー調査」(2025年3月14日)
- キズキ、「不登校保護者の夫婦関係」のアンケートを実施(2025年3月14日)