2021年5月21日
インタースペース、現役東大生302人の「幼少期の生活」を実態調査
インタースペースは20日、同社の情報サイト「ママスタまなび」が現役東大生302人を対象に実施した「東大生は幼少期どのような生活を送っていたのか」と題する実態調査の結果をまとめ発表した。
この調査は、学習塾ポータルサイトを運営するユナイトプロジェクトと共同で実施。「東大に合格する子どもは幼少期どのような生活を送っていたのか」にフォーカスし、東大生の幼少期のあそび・習い事・勉強・親子関係の4つの項目に注目して調査した。
それによると、「乳幼児期〜小学生のときに好きだった遊び、または夢中になっていた遊びは何か?」との質問には、「絵本・児童書などを読む」52%、「ゲーム機で遊ぶ」50%、「ブロック・つみき遊び」48%、「かけっこ・鬼ごっこ」46%、「パズル」36%が上位だった。
なかでも、上位3つの「絵本・児童書などを読む」「ゲーム機で遊ぶ」「ブロック・つみき遊び」に関しては、好きだったまたは夢中になっていた遊びとして東大生の約半数が回答するという興味深い結果が得られた。
「小学生のころ、ゲームとはどのように付き合っていたか?」の質問には、親が決めた、もしくは親と話し合い決めたルールのなかでゲームをしていた、と答えた学生が56%。
ルールを設けてゲームを楽しむ東大生がいる一方で、「ゲーム機がなかった・禁止されていた」19%、「好きなだけゲームで遊んでよかった」も25%もいた。
乳幼児期〜小学生のときに習っていた習い事を確認したところ、「スイミング」59%、「ピアノ」45%、「英語・英会話」39%がトップ3。また、幼少期から小学生の間に習っていた習い事の数は、平均で3.7だった。
「子どものころ、大人に『勉強しなさい』と言われていたか?」と聞いたところ、57%が「全く言われなかった」と回答。
学校の宿題にどのように取り組んでいたか?という問いには、「帰ってきてすぐに自主的に取り組んでいた」「宿題を出されたその日のうちに自主的に取り組んでいた」など、自主的に取り組んでいた学生が合わせて79%いた。
勉強に対しては、多くの東大生が自主的に取り組むことが多く、そのため大人から強要されることが少なかった様子が伺える結果となった。
子どものころにご両親にしてもらって嬉しかったこと・感謝していることについて聞いたところ、「自主性を尊重し応援してくれた」と「話をよく聞いてくれた」の2点に多くの声が寄せられた。
この調査は、東京大学に在籍中の1〜4年生302人を対象に、4月2日~4月14日にかけて、インターネットによるアンケートという形で実施した。
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