2021年7月15日
7割の親が「コロナ禍は小学生の学習や成長に悪い影響がある」と回答=エイチームフィナジー調べ=
エイチームフィナジーは14日、小学生の子どもをもつ東京都・大阪府・京都府・兵庫県の20歳~40歳の男女207人を対象に実施した「コロナ禍での子どもの学習についての意識調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、コロナ禍での子ども達の学習や成長に「悪い影響がある」と感じている人は70.1%で、「影響は感じない」と答えた人は19.8%と2割弱だった。悪影響を感じる親の声としては、学習や社会性、体力面など様々な点で影響を感じていることがうかがえた。
リモート授業に関する質問では、「すべての授業をオフライン(登校)で実施」が67.1%と最も多く、「一部の授業をリモートで実施」が19.8%。コロナ禍でも、7割弱の子ども達が、学校へ登校していることが分かった。
また、リモートで授業を行っている子どもほどコロナ禍の「悪い影響」を感じている親の割合が多く、すべてリモート授業の場合は93.3%、一部リモートは78.1%、すべて登校は66.6%が「悪い影響」があると感じると回答した。
今年の夏休みの過ごし方を聞いたところ、学習への積極性に関して、コロナ禍以前と比較して「変わらない」が51.2%で、「積極的に取り組みそう」は30.4%。一方で、「消極的になりそう」は10.6%だった。
コロナ禍での今年の夏休みも、子どもたちの学習への意欲は例年とそれほど変わらなそうだと感じている親が多いことが分かった。
子どもに宿題をするように「叱った」「注意した」経験がある親は82.6%で、約8割以上の親が注意したことがあると回答。また、約4割の人が「よく注意する」と回答した。
宿題について「心配になることはない」と回答したのはわずか1割強で、子どもを持つ多くの父親・母親が、子どもの宿題について心配していることが分かった。
子どもの宿題を手伝ったことがあるかを聞いたところ、「教えながら一緒にやったことがある」と答えた親が54.1%と最も多く、次に「実際に手を貸すことはないが、方法のアドバイスなどをしたことがある」が20.3%だった。「子どもの代わりにやったことがある」と回答した親は6.3%だった。
この調査は、小学生の子どもがいる東京都、大阪府、京都府、兵庫県の20歳~40歳の男女207人を対象に、6月7日~9日にかけて、インターネットで実施。
関連URL
最新ニュース
- 20代の「仕事と学歴」に対する意識調査 =Personal調べ=(2024年11月21日)
- 共働き家庭の子どもの教育、「母親主導」51.4%、「夫婦共同」33.5%、「父親主導」13.9%=明光義塾調べ=(2024年11月21日)
- マイナビ、高校生向け探究学習サイト「Locus」を全国の高校へ4月から無償提供(2024年11月21日)
- チエル、全日本教育工学研究協議会全国大会(JAET)東京都港区大会に出展(2024年11月21日)
- 明治学院大学、生成AIで個人の「顔表情からの感情推定」を可能に 学生グループが受賞(2024年11月21日)
- 高度人材育成機構、「DX認定企業調査報告書 2024年版」公開(2024年11月21日)
- ISEN、「令和5年度学校・教育機関における個人情報漏えい事故の発生状況」調査報告書を公表(2024年11月21日)
- プログラミング教育「HALLO」、年長~中学生対象の「冬期講習会」を開催(2024年11月21日)
- CKCネットワーク、「出席扱い制度オンライン説明会」12月に開催(2024年11月21日)
- ワオ高校、通信制高校で海外を目指す 海外大学進学セミナー 23日オンライン開催(2024年11月21日)