2021年10月7日
ベクノス社、鳥取の私立中高一貫校に360度カメラを貸与して探究学習を支援
リコー発のスタートアップ「ベクノス」は6日、鳥取県の私立中高一貫校「青翔開智中学・高校」に、同社の360度カメラ「IQUI(イクイ)」を貸与して、同校の探究学習を支援していると発表した。
同校は現在、高校1年生を対象に「人口減少問題をテクノロジーで解決しよう」をテーマにした探究授業を実施している。
この探求学習は、1年間を通じて行われており、生徒は同社から6月に貸与されたIQUIを実際に使って、360度カメラの技術に対する理解を深めている。
その施策の1つとして、撮影した360度画像を専用アプリでショートビデオに編集し、作品の良さをを競う「セイカイぐるぐるコンテスト」を実施。10月6日の探究の授業でその成績が発表され、38人の生徒が制作した作品から優秀作が評されるとともに、全ての作品に対して講評が行われた。
IQUIは、思いついたときにサッとバッグやポケットから取り出し、特別な瞬間や何気ない日常を360度画像としてキャプチャーできる。スリム・コンパクトの極限を目指し、側面に3つ、天面に1つの計4つのレンズからなる独自の光学系を新開発した。
携帯性だけでなく、手になじんで使いやすいデザイン、運びやすい質量、たった3つのボタン(電源ボタン、シャッターボタン、写真/動画モード切り替えボタン)による簡易操作も実現した。
スマホアプリ「IQUISPIN(イクイスピン)」を併せて活用することで、IQUIとスマホとの簡単接続・簡単データ転送や、スマホからIQUIの遠隔操作ができる。さらに、IQUIで撮影した写真に動きやエフェクトなどを付加してショートビデオを簡単に作成し、ソーシャルメディアなどで共有することもできる。
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