2021年10月11日
短大・大学でデジタル環境を安心して使用している人はわずか1割 =McAfee Enterprise調べ=
McAfee Enterpriseは7日、「2021 短大や大学などの教育機関のデジタル化とセキュリティ意識を明らかにする実態調査」の調査結果を発表した。
コロナ禍を機にオンラインでの授業やゼミの導入などデジタル化が進んだ一方、学生との関係構築や理解度の把握が難しいことや、教職員自身のITリテラシーの低さに課題を感じている実態が明らかになったという。
また、多くの教育機関でサイバーセキュリティのガイドラインまたはルールが周知徹底され、情報セキュリティ教育の実施など、サイバーセキュリティ対策が講じられている一方、安心してデジタル環境を利用している人はごくわずかであることも分かった。
教育現場でもデジタル化が急速に進み、オンライン授業やオンラインゼミを導入している短大や大学などは約9割。一方、6割超の教職員が学生との関係構築や学生の理解度の把握が難しいと回答。ITリテラシーが追い付いていないとする教職員も半数以上だった。
サイバーセキュリティのガイドラインまたはルールが周知徹底されていると回答したのは約半数の教職員で、約9割がサイバーセキュリティ対策が講じられていると回答した。
「デジタル環境を安心して使用できている」と回答したのは全体の1割にとどまり、「サイバーセキュリティのガイドラインまたはルールが周知徹底されている」と回答した人の中でも2割強。
約2割が、重要なデータの保管場所は、オンラインストレージサービスや外付けハードディスクと回答した。
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