2021年10月27日
コロナ禍の習い事、7割以上の親が保育園児に「体操教室」「ダンス」を習わせたいと回答=さわだスポーツクラブ調べ=
さわだスポーツクラブは26日、保育園に子どもを預けている親1020人を対象に実施した、「子どもの習い事に関する調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、「勉強・芸術系で子どもに習わせたい習い事」を聞いたところ、「英語・英会話」(63.9%)が最も多く、以下、「ピアノ」(42.7%)、「書道・習字」(30.7%)と続いた。
文化系の習い事の“王道”とも言えそうな「英語」「ピアノ」「習字」に、多くの回答が集まったが、中でも「英語・英会話」は、次点以下にかなりの差をつける形で最多だった。誰にとっても将来的な実用性が高そうな点で、「英語」は人気が高いようだ。
続いて、「運動系の習い事で子どもに習わせたいもの」を聞いたところ、「水泳」(68.3%)が最も多く、次いで「体操教室・運動遊び」(42.7%)、「ダンス」(33.2%)が続いた。
こちらも、運動系の習い事としては“王道”と言えそうな「水泳」が多くの回答を集めたが、その一方で、「体操教室」「ダンス」という回答が多かった点も見逃せない。
ダンスと体操は似た要素を持ち、実際にダンスと体操が組み合わされた運動に取り組む教室も存在するが、「水泳」と同じかそれ以上に「体操」「ダンス」に関心を持つ親が多い。
また、「実際に子どもに習い事をさせているか」との質問では、5割以上(53.0%)が「はい」と回答。過半数が、現状でも習い事に取り組んでいることが明らかになった。
さらに、「子どもの習い事に毎月どのくらいの費用をかけているのか」を聞いたところ、「5000円以上1万円未満」(39.2%)が最も多く、次いで「1万円以上1万5000円未満」(21.1%)だった。
両方の回答を合わせると、全体の6割以上が「5000円以上1万5000円未満」の間でお金を使っていることが明らかになった。つまり、1万円前後が習い事のボリュームゾーン。
一方で、子どもに習い事をさせていない親からは、「金銭面での余裕がない」「まだ吸収できそうな発達段階ではないから」「コロナが不安で通うのが怖い」「習わせたいものが平日に通うものばかり」といった声が寄せられた。
また、「コロナ禍で、子どもの運動不足を感じているか」との質問では、6割以上の親が「とても運動不足を感じている」(21.6%)、「やや運動不足だと感じている」(41.6%)と回答。過半数の親が子どもの「運動不足」を感じており、その中でも2割以上がさらに強く心配していることが明らかになった。
運動不足解消のために行っていることを聞いたところ、「コロナ対策をしっかりやっている児童館に遊びに行っている」「YouTubeでダンスを見ながら踊る」「近くの人の少ない公園を選んで遊ばせている」などの回答が寄せられた。
「保育園に預けている間に運動不足を解消できるような習い事のようなサービスがあれば利用したいか」と質問したところ、7割以上(75.6%)が「はい」と回答。「利用したい」という回答は、全体の4分の3にまで達した。
「保育園でできる習い事が有料だった場合、どれくらいの費用であれば出せるか」を聞いたところ、「5000円未満」(66.0%)が最も多く、次いで「5000円以上1万円未満」(21.8%)だった。
「保育料プラスアルファ」で行う習い事について、期待したいサービスを聞いたところ、「しっかり汗をかいて運動ができる」「動画配信サービスやオンライン」「子どもが楽しめる音楽を使ったダンスや運動」「子どもの習い事や様子など動画や写真で見られるもの」などといった意見があがった。
この調査は、保育園に子どもを預けている親1020人を対象に、10月13日にインターネットで実施した。
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