2021年12月17日
親世代の7割以上が「新型コロナ流行後、金融教育への関心が高まった」と回答 =イー・ラーニング研究所調べ=
イー・ラーニング研究所は16日、子どもがいる20代~50代の親(男女)250人を対象に実施した、「子どもの金融教育に関する調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、「新型コロナ流行後、金融教育への関心度は上がったか」を聞いたところ、7割以上が「上がった」(185)と回答したのに対し、「下がった」(0)という回答はなく、金融教育への関心の高さが伺える結果となった。
また、「子どもにどのような金融教育を行いたいと思うか」と聞いたところ、「モノの価値観」(197)が最も多く、次いで「投資」(166)、「キャッシュレス決済」(100)と続いた。
「子どもはお金の価値をきちんと理解できていると思うか」と聞いたところ、「はい」(43)と回答したのはわずか2割にとどまり、金融教育への不安感を抱いていることが分かった。
また、「金融教育はいつから始めた方がいいと思うか」との質問では、「小学校未満」(92)、「小学校低学年」(88)が僅差で続き、あわせて7割以上になった。
「子どもにはどこで金融教育を学んでほしいか」については、8割以上が「学校」(209)での学びを希望する結果となった。
「子どものうちからキャッシュレス決済に慣れさせたいと思うか」という質問では、約8割が「はい」(197)と回答。
「子どもにどんなキャッシュレス決済を体験させたいか」を聞いたところ、第1位「交通費ICカードなどの電子マネー」(185)、第2位「QRコードなどのスマートフォン決済」(133)となった。
「子どもに金融教育を行うのは難しいと思うか」を聞いたところ、約3割が「はい」(86)と回答。難しいと思う理由としては、「自分では教えられないから」(54)、「自分自身の金融リテラシーが高くないから」(47)などの声が寄せられた
「自分自身はどんなキャッシュレス決済をよく利用しているか」を聞いたところ、「クレジットカード」(212)が最も多く、次いで「交通費ICカードなどの電子マネー」(158)、「QRコードなどのスマートフォン決済」(139)だった。キャッシュレス決済がこれまで以上に身近になってきたことが伺える。
また、「自分自身も金融教育の学び直しをしたいと思うか」では、9割以上が「はい」(232)と回答。キャッシュレス決済が身近になった今だからこそ、改めて金融知識を身につけたいと感じている人が多いことが分かった。
この調査は、子どもがいる20代~50代の親(男女)250人を対象に、11月3日~27日にかけて、「紙回答」の形で実施した。
関連URL
最新ニュース
- CFC、「能登半島地震で被災した子どもの学び実態調査」の結果を発表(2024年11月22日)
- 親が選ぶ子どもに通わせたいプログラミング教育の条件とは? =「プロリア プログラミング」調べ=(2024年11月22日)
- ザクティ、長野県池田工業高校の遠隔臨場体験でウェアラブルカメラが活躍(2024年11月22日)
- 北九州市立大学、高校生向けテクノロジ・イノベーション教育事業「GEEKKイニシアチブ」を開始(2024年11月22日)
- ICT CONNECT21、水曜サロン 安藤昇氏「生成AIで変わる教育の未来」12月4日開催(2024年11月22日)
- 朝日出版社、デジタル・文法指導セミナー「CNN Workbook Seminar 2024」大阪・福岡で開催(2024年11月22日)
- 「未来の学習コンテンツEXPO 2024(冬期)」12月25日開催 企業の協賛案内を開始(2024年11月22日)
- キャスタリア、「ケニアの教育とICTの未来を考える特別セミナー」を開催(2024年11月22日)
- Mulabo!、小学5・6年生対象「親子でプログラミングを体験しよう!」12月横浜で開催(2024年11月22日)
- 教育プラットフォーム「Classi」、「学習トレーニング」機能内に動画を搭載(2024年11月22日)