2022年1月13日
ゼネテック、3Dシミュレーションソフト「FlexSim」が静岡県立大学の薬学部医薬品情報解析学研究室に導入
ゼネテックは11日、人・モノが動く現場のデジタルツインを構築する、世界的に実績の高い3Dシミュレーションソフト「FlexSim」が、静岡県立大学の薬学部医薬品情報解析学研究室に導入されたと発表した。
同研究室では、シミュレーターを利用して病院や薬局での患者の待ち時間の改善を研究するために同ソフトを活用。医療現場の業務を可視化し、定量的に評価しエビデンスに基づく意思決定を可能にする先進的な教育・研究に取り組む。
近年、患者が複数の薬を服用する際に、そのタイミング間違いや飲み忘れがないように、同じタイミングで服用する複数の薬を1つの袋にまとめて提供する「薬の一包化」が進んでいる。一方で、これに対応するには薬剤師の担当業務が増えるため、薬を受け取るまでの患者の待ち時間が長くなるのが課題となっている。これの改善には、薬の一包化に対応する機器や設備を導入する際に事前にシミュレーションを行い、導入後の運用効果を高めることで、病院・薬局の経営・業務効率化に貢献することが期待される。
そこで同研究室では、未来のシナリオを含めて現場の業務を可視化し、定量的に評価するツールとして離散事象解析の3Dシミュレーションソフト「FlexSim」を導入。同ソフトは、「人」や「モノ」が動く現場の見える化と最適化のための事前検証が、ドラッグ&ドロップ操作により誰でも簡単に行えるもの。社会情勢の変化を予測し、患者のニーズを正確に把握、より質の高い医療の提供を可能にする。業務内容を可視化し、定量的に評価、医療現場へのシミュレーションの浸透を目指す。
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