2022年2月3日
高校の「金融教育」、55.9%が授業は「外部の講師」のほうがよい =日本トレンドリサーチ調べ=
NEXERが運営する日本トレンドリサーチは1日、「高校での『金融教育』必修化」に関するアンケートを実施し、結果をサイト内にて公開した。
高校での「金融教育」導入についてどう受け止めているのか、同社は全国の男女計1千250人を対象に「高校での『金融教育』必修化に関するアンケート」を実施した。
その結果、「金融教育」の授業導入については、「賛成」「どちらかといえば賛成」が全体の92.4%を占めた。男女別では、男性90.8%、女性は95.9%が「賛成」「どちらかといえば賛成」と回答した。世代別で見ても、すべての世代で「賛成」の割合が最も多くなった。「将来的に必要だから」「これまでお金について学ぶ機会がなかったから」「海外では当たり前だから」などの理由が挙がった。
社会や数学などの要素も含む金融教育だが家庭科の授業で行われるため、原則として家庭科の教員が担当する。実際に授業を行うのは誰がよいと思うかという質問に対しては、金融教育を「家庭科の先生」が担当したらよいと回答したのはわずか3.4%だった。全世代で支持を集めたのは「外部の講師」。具体的にはファイナンシャルプランナーという回答が多く挙がった。30代以下では「外部の講師」の回答は42.0%次いで「社会の先生」が39.6%で、大きな差はなかった。50代・60代では「外部の講師」の回答が6割を超えた。
また、自身の高校時代に金融教育の授業があったら受けてみたいかという問いには、86.6%が受けてみたいと回答。世代別では70代以上で90.0%が「受けてみたい」と回答した。
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