2022年2月8日
「個別指導市場」、2021~2026年に約8%のCAGRで成長見込み=グローバルインフォメーション調べ=
グローバルインフォメーションは、「個別指導の世界市場:業界動向、シェア、サイズ、成長、機会、予測(2021年~2026年)」(IMARC Services Private Limited)と題する市場調査レポートを、2月4日から販売している。
同レポートによると、世界の「個別指導市場」は、2015年~2020年にかけて力強い成長を示し、今後、2021年~2026年の間に、約8%のCAGRで成長すると予想されている。
「個別指導」(補完教育)は、学校外や他の教育機関で行われる一連の個別的学習指導のことで、「1対1」の指導で生徒の学業成績を向上させることを主な目的として、主流の教育システムとは別に提供されるもの。
読み書きや数学のスキルを向上させたり、新しい言語を学んだりするために、あらゆる年齢層の生徒に提供。
学習者に個別のアプローチとペースを提供することで、気が散ることなく学業に取り組み、内発的なモチベーションを高め、学校での成績を向上させることができる。
同市場の動向をみると、急速な都市化とマイクロラーニングの台頭が、同市場の成長を促す重要な要因の1つになっている。
パーソナライズされた適応型のマイクロラーニングは、生徒の知識ギャップに対応する簡潔で関連性の高いコンテンツを提供しており、好まれる傾向にある。
また、短期の個別指導プログラムでは、魅力的でインタラクティブなクイズやゲームの形で学術的なコンテンツが提示される。
さらに、世界各地でオンライン個別指導が広く普及していることも、同市場の成長を後押ししている。スマホやタブレット端末の普及や、教育サービスのデジタル化に伴い、各ベンダーは費用対効果の高いオンライン個別指導プログラムを開発している。
これは、特に発展途上国の教育業界でデジタル化が進んでいることが背景にある。これに伴い、人工知能(AI)、仮想現実(VR)、ゲーミフィケーションシステムとの統合で、コースコンテンツの配信がより便利になり、市場の見通しが明るくなっている。
その他にも、消費者の収入増加や、学生間の学業競争の激化などが、今後数年間の同市場の成長を加速すると予想されている。
関連URL
最新ニュース
- システム ディ、秋田県教育委員会が「School Engine Web出願システム」を導入(2025年12月5日)
- ICT教材「すらら」、不登校支援で導入自治体数・ID数ともに過去最高を記録(2025年12月5日)
- ガイアックス、石川・富山・福井の小中高校に起業家教育の講師を無償派遣(2025年12月5日)
- 計算力は高いのに自信のない日本の子どもたち、小4・中2国際調査からわかった意識と実力のギャップ =スプリックス教育財団調べ=(2025年12月5日)
- 就活生の67.4%が「資格は就職に有利になる」と回答 =Synergy Career調べ=(2025年12月5日)
- 保護者の4割以上が学童保育に「勉強」と「安心」の両立を要望 =NEXERとHokally調べ=(2025年12月5日)
- 大学受験、保護者が最も不安を感じるのは「高3の秋~冬」=塾選調べ=(2025年12月5日)
- テックタッチ、早稲田大学が独自の出張申請システムに「テックタッチ」導入(2025年12月5日)
- 次世代ロボットエンジニア支援機構、「女性エンジニアの増加」目指しロボット・AI教材普及のクラファンを開始(2025年12月5日)
- 小中生向けプログラミング教室「CodeCampKIDS」、Scratchプログラミングコースをフルリニューアル(2025年12月5日)













