2022年2月9日
ベネッセ×東京・品川区、読み書きの発達特性に配慮した「ICT学習実証試験」を実施
ベネッセコーポレーションは8日、東京都品川区とともに実施した、子どもの読み書きの発達特性に配慮した「ICT学習の実証試験」の模様を公表した。
今回の実証試験は、同区内の公立小学校・義務教育学校37校中11校で、通常級2年生児童675人、特別支援教室1~4年生児童163人、特別支援学級1~4年生児童69人の合計907人を対象に、2021年9月2日~12月24日にかけて実施。
同区で各児童に配布されているiPadを使いながら、チェックテストで見過ごされている読み書きで困りを抱える児童を早期に見つけ、さらにそのテスト結果の特性に基づいたレッスンを提供。
それぞれの児童の読み書きスキルの向上や学習意欲の向上、指導者の労務負荷の軽減や指導効果の実感、それによって保護者含む多くの支援者の安心を醸成することを目指して実施した。
具体的には、通常学級を含めて読み書きに関する困りのチェックテストを一斉に実施したうえで、同社が開発している発達障がい児や読み書きに困りを抱える児童向け学習アプリを、各小学校と各児童の家庭で任意で利用してもらった。
同学習アプリを通して提供する個別教材は、チェックテストで把握した児童個別の状況(「典型的な読み書き障害」「漢字の書きに困難を示す」)をもとに、児童の特性に応じた学習提案を行い、それに対応したデジタル教材をiPadに配信するというもの。
今回の実証試験の結果をもとに、同社は、開発中の発達障がい児向け学習アプリが、学校現場でより良い学習支援につながるように、同区やそのほかの自治体の協力を得ながら、機能改善を行っていく方針。
実証試験の概要
実証試験期間:2021年9月2日(木)~12月24日(金)
実施校:品川区内の公立小学校・義務教育学校37校中11校
対象:通常級2年生児童675人、特別支援教室1~4年生児童163人、特別支援学級1~4年生児童69人
実証試験内容:ベネッセが開発している、発達障がい児や読み書きに困りを抱える児童向け学習アプリを、各小学校と、各児童の家庭(任意)が利用
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