2022年2月21日
教育用ロボットの市場規模、2027年に28億7280万ドルに到達=グローバルインフォメーションが予測=
グローバルインフォメーションは17日、「教育用ロボットの世界市場:用途別(高等教育、中等教育、初等教育、その他)、製品タイプ別(非ヒューマノイド、ヒューマノイド)、地域別見通し、産業分析レポートおよび予測(2021~2027年)」(KBV Research)と題する市場調査レポートを発売した。
それによると、教育用ロボットの市場規模は、2027年に28億7280万ドルに到達すると予測されている。
教育用ロボットとは、移動型ロボット、多関節ロボット、自律走行車など様々なロボットを通じて、アプリケーション、分析、操作などを教えるという概念。これらのロボットは、学校での学習プロセスで人間を助けることができる。
高度なコンピューティング能力と革新的なエンジニアリングで、教育用ロボットは音声、ジェスチャー、その他の特別なアプリで制御できるようになった。
創造的な問題解決能力の向上や、コミュニケーション能力・対人関係能力、複雑な技術革新の伝達・統合能力などを高めることができると期待されている。
デジタル化、機械学習、人工知能、その他の高度な技術を人々の日常生活や教育インフラに取り入れるという新たなトレンドが、同市場の成長を促す大きな要因の1つになっている。
教育用ロボットは、小学校、高校、大学、その他の教育機関で教育のプロセスを容易にし、生徒の学習をより複雑で興味深いものにする目的で、急速に需要が高まっている。
また、ヒューマノイドロボットは、同市場を進化させる力を持っている。ロボットのプログラミングをどのように他のヒューマノイドロボットに伝えるかについて多くの研究が行われている。
ヒューマノイドロボットにとってソフトウェアは不可欠なものと考えられており、研究者は独創的なソフトウェアソリューションを開発している。
例えば、MITのコンピュータサイエンスと人工知能研究所は、C-learnという機械学習技術を開発し、非コーディング技術者がロボットの動作や評価を訓練できるようにし、指示される対象に関する基本情報を提供した。
関連URL
最新ニュース
- AI型教材「キュビナ」、久喜市の教育ダッシュボードへ学習データを連携(2025年1月15日)
- 日本発「10代のデジタルエチケット」プログラム、スウェーデン公立高が導入(2025年1月15日)
- 母子モ、母子手帳アプリ「母子モ」が埼玉県白岡市で提供開始(2025年1月15日)
- 「教育・学習アプリ」、起動回数は1日平均2.5回 =フラー調べ=(2025年1月15日)
- 岡山大学、「次世代AIと医学の可能性シンポジウム」28日開催(2025年1月15日)
- 兵庫県立大学、高校生&保護者向けのスペシャルコンテンツを公開(2025年1月15日)
- 近畿大学、findの落とし物検索サービス「落とし物クラウドfind」を導入(2025年1月15日)
- セガと筑波大学、「MDA人材育成戦略パートナーシップ協定」を締結(2025年1月15日)
- Hakuhodo DY ONE、「ゼロワングランドスラム2024」日本一の小学生プログラマー決定(2025年1月15日)
- NIJIN、中学教師向けオンラインセミナー「世界を変える教育とは」24日開催(2025年1月15日)