2022年3月1日
デジタル教材「Libry」、「学習効果に関するアンケート調査」の結果を公開
Libryは2月28日、同社のデジタル教材「Libry(リブリー)」を導入している愛媛県立松山南高校で実施した、「デジタル教材の学習効果に関するアンケート調査」の結果を公開した。
同高は、2020年から「自学自習の効率化」を主目的に、理科「地学」を皮切りにLibryを導入。その後、数学、英語、理科(化学・生物・物理・地学)の3教科6科目でLibryを活用している。今回の調査は、「生物基礎」を選択する1・2年生を対象に実施。
それによると、「理科の学習(演習)をする上で、Libryと他の書籍の問題集のどちらが学習効果が高いと感じたか」を聞いたところ、2年生(文型)は、56%が「Libryの方が学習効果が高い」と回答。24%が「どちらでも同じ」で、「紙の書籍の方が学習効果が高い」と回答した生徒は21%だった。
1年生(理数科)は、42%が「Libryの方が学習効果が高い」と回答し、29%が「どちらでも同じ」で、「紙の書籍の方が学習効果が高い」と回答したのは29%。
生徒からは、「(Libryは)回答時間や正答率が分かって、理解しているかどうかが分かりやすい」(1年生理数科)、「参考書は厚く重たくて持ち運びが不便なので学校に持っていくのが大変だが、Libryはどこでもデバイスがあれば使用することができる」(2年生文型)などの声が寄せられたという。
また、デジタル教材の独自機能を活用した学習方法に関して、「単元ごとに問題が配信されることについて、これまでの定期考査の勉強で効果があったか」を聞いたところ、2年生(文型)は、29%が「大変効果があった」、68%が「ある程度効果があった」と回答。
1年生(理数科)は、19%が「大変効果があった」、71%が「ある程度効果があった」と回答した。
この調査は、松山南高校で「生物基礎」を選択する1・2年生を対象に実施。有効回答数は、1年生(理数科)31人、2年生(文型)34人の合計65人。
Libryは現在、全国の高校・中学を中心に600校以上が導入。19社400冊以上のデジタル教材をプラットフォームで提供している。
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