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2022年3月28日
すららネット、インドネシアの公立中学校に数学分野のeラーニング教材提供
すららネットは25日、アジア開発銀行研究所(ADBI)が外部機関と共に実施している「パイロットプロジェクト」に参画し、インドネシアの公立中学校に、同社の海外向け算数・数学のアダプティブeラーニング教材「Surala Ninja!」を提供すると発表した。
同社は、2015年からインドネシアで四則演算を学べるeラーニング「Surala Ninja!」を提供しており、現地の小学校の算数の授業で活用されている。
2022年には、小学校高学年から中学校範囲へとコンテンツを拡充。今回、ADBIの同プロジェクトでは初の中学校への本格導入となる。
ADBIは、東京に本部を置くアジア開発銀行のシンクタンクとして、アジア太平洋地域で持続可能な開発を推進するための政策研究と人材育成を実施。
数学能力の醸成に課題のあるインドネシアで、個々の生徒の能力に合わせて個別最適な学習を提供できるアダプティブラーニングのテクノロジーを活用して、学力格差を是正するための研究プロジェクトを行っている。
今回のプロジェクトでは、3月に生徒の学力を評価するなどのプレパイロット事業を行い、今夏から1年間のパイロット活動を行う計画。ADBIや他のパートナー機関と連携して、デジタル教育の経験が少ない公立学校で、適切に教材が活用され、学習効果が最大化できるよう活動していく。
「Surala Ninja!」は、海外版として小学生向けに開発された、インタラクティブなアニメーションを通じて加減乗除の四則計算を楽しく学べる e ラーニングシステム。現在、スリランカ向けのシンハラ語版、インドネシア向けのインドネシア語版、また、主にインドやフィリピンで活用されている英語版がある。
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